GWの次の週末、北海道の天売島に行ってきました。例年ですとこの時期は渡りの鳥を求めて舳倉島に行くのですが、今年は渡りの鳥に加えて海鳥を見るために天売島まで遠出です。
初めて訪れた天売島は60万羽のウトウの繁殖地、赤い足の愛くるしいケイマフリの繁殖地、さらには渡り鳥の休憩地であり、期待を裏切らないエキサイティングな島でした。ただ、波の状態が悪くて、メインとしていた観光船による海鳥ウォッチングはできず、オロロンと呼ばれるウミガラスも見られませんでしたが、羽幌から天売島までの行き帰りのフェリーでケイマフリ、ウトウ、オオハムは見ることができました。
これから数回にわたり天売島で見られた野鳥を掲載します。
ケイマフリ 今回の目的がこの鳥です。羽幌から天売島までにフェリーで早くもお出ましです。
ケイマフリ ウミスズメ科の鳥です。夏羽では全身ほとんど黒く、目の周りが白くなります。
ケイマフリ 海面を駆けての飛び出しです。
赤い足が特徴です。
夏羽では全身ほとんど黒く、目の周りが白くなります。
陸上の崖の上から俯瞰した8羽のケイマフリ。本当は観光船から間近に見る予定でした。
オオハム夏羽 これもフェリーにて対面です。先日、銚子沖で見ましたが再会です。
オオハム 海面を駆けての飛び出しです。
オオハム 初めはシロエリオオハムと判断しましたが、下尾筒基部に黒褐色の帯がないのでオオハムとし、改めます。
フェリーに近づきすぎてあわてて飛び出すオオハム
いままでの写真はすべて往きのフェリーで撮った写真です。ケイマフリ、オオハムと今回の目的の鳥が早くも見ることができました。
さて、島についてから観光船にて更なる接近戦か。と思いきや海の状態が悪くて3日間とも欠航してしまいました。6月になると海も穏やかになって、ぐっと条件がよくなるそうで、海鳥ウォッチングとしては少し早かったみたいです。