沖縄のやんばるにてノグチゲラ
d0099854_16194294.jpg  「やんばる固有3種」の二つ目はノグチゲラです。
 この時期はすでに営巣は終了し若鳥を親鳥が連れて回っていました。5月下旬までは営巣中の巣の前でカメラマンが陣取って少しトラブルもあったそうです。希少種であり配慮しないといけないと思います。
 ノグチゲラには今回は出会う機会は多かったように思えます。初日にホテルの近くで「フィッ、フィッ」と鳴いている何かがいると思っていたらいきなりノグチゲラでした。鳴き声を覚え「フィッ、フィッ」と聞こえると、「むむっ! 近くにいるな!」と気づきますが、じっとしていることはほとんどなく見つけても写真におさめることはなかなかできません。
 そんな中、比地大滝の遊歩道を歩いていると「フィッ、フィッ」と聞こえます。声も大きく近いです。いましたが木の上で無理です。遊歩道の階段をのぼっているとまた、「フィッ、フィッ」と聞こえます。今度は目線の木にノグチゲラを発見できました。
(撮影日:2013年6月22日~23日 国頭村)

 ノグチゲラ(Okinawa Woodpecker)
 茶色いキツツキです。ノグチゲラは沖縄北部のやんばるにのみ棲息します。ヤンバルクイナよりさらに貴重で国の特別天然記念物であり絶滅危惧1A類です。生息数は500つがいのみと言われています。何度も見ては写真が撮れずにいましたので撮れたときは本当にうれしかったです。



 前頭から後頚にかけて赤く、オスの特徴がよく出ています。
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 比地大滝に到着し休憩していたら、滝の真横の大きなタブの木でノグチゲラが採餌していました。はじめは鳴き声もしないので気がつきませんでした。何かがいると思ったらなんとノグチゲラでした。真上からの南国の陽射しの中、コントラストが強く厳しい写真になりました。
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 タブの木のノグチゲラが私の真横を飛んで近くの木に止まりました。
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 次の日の朝、ヤンバルクイナを探して車を止めていると「フィッ、フィッ」と聞こえてきます。近いと思ったら車の真後ろの電信柱にいるではないですか。でもそのときは車から出ることもできず無策のままとばれました。その後辺野喜ダムを周回する林道を走っていると例の「フィッ、フィッ」という声が聞こえます。車を止めて静かにしていると近付いてきます。このときは車をおりて機材をスタンバイしました。すると今度は逆光のすぐ近くの木に止まりました。
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 木の反対側に回りたかったのですが・・・・無理でした。
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 ノグチゲラは鳴き声がわかりやすいのですぐに居るのがわかります。比較的人里に近いところにも出没します。生息数の割には出会う機会が多い気がしました。
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by harada5550 | 2013-07-04 23:57
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