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夕闇せまる中のフクロウ
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 今年最後の日曜日、冬景色の中のフクロウが見たくなりまして清里まで遠出してきました。今日は天気も良く、冷え込みもゆるいとのことでしたがさすがに標高1400mの高原の寒さは厳しいものがあります。
 初めての土地でフクロウを探すのはとても無理だと思いまして、今回は地元のBIRD HOUSEの斎藤さんにガイドをお願いしました。斎藤さんによるとフクロウは朝早くか、16時以降にしか出ないそうです。朝は時間的に間に合いませんでしたので、昼間は近所のトレッキングコースでイスカやウソ、シメ、ルリビタキ、コガラ、シジュウカラなどを見て夕方のガイドツアーにのぞみました。
 15時に出発、15分後には早くもポイントに到着。「昨日は3個体確認できました。ここでは早くも15時半には出てくれたんですが・・」という斎藤さんの言葉に期待するもフクロウのお出ましの気配はなし。なんとなく悪い予感がします。数ヶ所のポイントをめぐりましたが・・・。出てきません。陽も暮れかかってあきらめかけていたときに「いたっ!」との声がして、その方向を見ると真っ白なフクロウが枝に止まっていました。だたしカメラをセットした途端に飛んでしまいました。夕闇迫る中、何とか写真に撮りたいと思っていると、また「いたっ!」との声が。
(D300 ISO3200 500mm1.4テレコン F5.6 SS1/8)





同じ角度の横位置。まだ何とか撮れました。(D300 ISO3200 500mm1.4テレコン F5.6 SS1/8)
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時刻は16時56分。すでに日没後。急に暗くなります。距離は100m強。はやる気持ちを抑えながら冷静にリモートコードのボタンを押しました。
(D300 ISO6400 500mm1.4テレコン F5.6 SS1/25)
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というわけで、この3枚のほかはブレブレ写真の連続でした。暗くてSSが上がらない中、ISO感度を上げてさらに露出を下げて暗い写真になってしまいました。しかし、今回、フクロウを初撮りです。これでもうれしいものがありました。BIRD HOUSEの斎藤さんはさすがに詳しく、フクロウのポイントは押さえていたものの、相手も野生の生き物。動物園とは違います。最後に執念で見つけていただきました。ありがとうございました。 こちらがBIRD HOUSEさんのHPです。地元に詳しく、必ず期待に応えてくれますよ。
 さて、今回が今年最後になります。皆様一年間ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
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by harada5550 | 2008-12-28 23:15
冬の林道にてベニマシコ
 今日は年末とは思えないほど暖かで、体の調子がくるってしまいますね。それでも明け方、丹沢山間部の林道は凍結。油断するとすべるほどでした。このところ遠くへ出かけることが多く久しぶりに県内での鳥見となりました。先日、空振りに終わったベニマシコ撮影の再チャレンジが目的です。
 現地に到着すると駐車場には一台も車が止まっていません。「最近、ダメなのかな!?」と少し残念。ただ、ヒッヒ、カッカのヒタキ類の地鳴きは聞こえます。林道を歩き始めてもあまり鳥の気配がしません。BIRDERやカメラマンの姿も見えません。やっぱりダメかと思いきや林道のカーブを曲がったところでベニマシコのペアを発見。幸先良く歩き始めて10分。ますはゲットです。ただし、色の薄いオスなのか、色の赤いメスなのか不明の中途半端な個体でした。
 その後、ルリビメスやジョウビオス、カヤクグリ、ホオジロ、アオジ、ガビチョウを見て、途中のカメラマンの「今、ミヤマホウジロの群れが通った」との情報で期待が膨らみ林道の奥へ。さらにアトリ、マヒワ、カワラヒワが見られ、そろそろベニはと思っているとカメラマンが3人いて、何かを撮影していました。

ベニマシコ オスメス仲のいいペアでした。
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このペアは片方が移動すると必ず、もう一方が後を追います。
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ベニマシコ(紅猿子)というだけあって、猿に良く似てます。
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いままであまり、猿を連想しませんでしたが、渋い顔をしたとき猿に似てますね。
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やっぱり、背景がうるさいところに行ってしまいました。
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メスは、オスの猿っぽさがなくおだやかな表情をしています。
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入り口付近で最初に撮ったベニマシコ。色の薄いオスか、色の濃いメスかわかりません!?
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この日は、マヒワの群れもいましたが、一羽しか撮れませんでした。
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篭脱けとはいえソウシチョウの鮮やかな黄色。寒々としたヤブの中で輝いていました。
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 目的のベニマシコを撮り終わり、かつてミヤマホウジロを撮った場所まで行きましたが、まったく気配がありません。仕方ないのでここで引き返しました。
 林道の帰り道。「鹿が泳いでいる」との声が。湖に目をやると立派なオス鹿が向こう岸からこちらに向って泳いできます。鹿が泳ぐのはテレビで見ましたが、実際にみるのはもちろん初めてです。
 この後、さらなる驚きが!! この後、林道を歩いていると前からあの鹿が走ってきます。穏やかな性格とはいえ立派な角で大きな体。向ってくるかと思い緊張しました。鹿は林道脇の崖にも上れず湖側のフェンスも越えられず、右往左往。行き場所がなくなり再度フェンス越えにチャレンジ。見事にクリアしてくれてこちらも一安心でした。その間、5秒ぐらい。もちろんシャッターなんて押せませんでした。
 最後におまけがつきましたが、丹沢の自然を満喫できた一日でした。
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by harada5550 | 2008-12-21 20:34
刈田にてオオヒシクイ
d0099854_18393745.jpg 今年もオオヒシクイがやってきました。
 もちろん、湘南ではありません。ここは関東で唯一のオオヒシクイの越冬地。地元の方によると昨日時点で今年は49羽。昨年の最大羽数は66羽でしたので17羽ほど少ないとのことです。
 オオヒシクイは日本で冬を過ごすために、シベリアからやって来るガンの1種です。国の天然記念物に指定され、法的にも保護された鳥です。地元の方々に手厚く保護されています。観察や撮影も指定された堤防の上からと決められています。
 オオヒシクイは朝から夕方までの九割の時間を刈田で過ごし、エサを食べたり休んだりしています。塒(ねぐら)は別にあり、飛翔姿は朝か夕方にしか見られないそうです。この日も夜明けには間に合いませんでしたので、現地に着いたときには休息中でした。
 昨年も訪れましたが、とにかく被写体として遠くて、しかも休んでいるだけでとても写真にはなりませんでした。 ただし、今回は「いる場所」は昨年よりかなり近いです。





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オオヒシクイ 昼間はほとんど休息です。
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いつもは刈田の中にいます。今回は畦道にいたので全身が撮れました。
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幸運なことに突然の飛び出し
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貴重な昼間の飛翔姿
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着地点はいつも休息している刈田です。
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 この日は「オオヒシクイが見られればいい」ぐらいの軽い気持ちで行きましたので目の前でいきなり飛翔姿が見られて幸運でした。ガンの飛翔は伊豆沼のマガンが有名ですが、ここでも明け方と夕方は綺麗な列を作った飛翔が見られるそうです。次回はそんなオオヒシクイを撮りたいです。
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by harada5550 | 2008-12-14 19:05
高原の泉にてルリビタキ
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 雨上がりの土曜日。快晴の天気に恵まれ、久々に高原の泉を訪ねてみました。この日の目的はルリビタキとベニマシコです。冬鳥のなかでも憧れの青い鳥と赤い鳥の両方を一日で撮ってしまおうと欲張りな計画と立てました。今年の夏は高山のルリビタキを撮っていません。久しぶりの出会いに期待です。
 今は冬至間近の昼間の短い季節。夜明けも6時半ごろのため、朝はゆっくり出発。泉には8時頃到着です。数名の先客の中にカメラを並べさせていただきました。
 夜明けから来ている方に聞くとこの日は鳥の出があまり出がよくないとのこと。ルリビタキも「カッカッ!」と地鳴きしているのですが、目の前には出てきません。カラ類はひっきりなしに現れるのですが、ルリビタキは近くまで来て、素通りです。
 そんな中、9時半になってやっと姿を見せてくれました。何度も撮っている鳥ですが、久々の出会いにやっぱり感激です。


ルリビタキオス 背景が抜けたいい枝に止まってくれました。
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自然のお立ち台の上で
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山の泉にて飛び出し直前。(飛び出しはSSが上がらず、ブレていて掲載不可能です(笑))
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さあ、これから水浴びです。
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ここでルリビタキが水浴びするのは始めて見ました。
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さて、まずはルリビタキゲットです。
 最初の目的は達成したため早めに次のベニマシコポイントへ移動です。ただし、ここからがよくありませんでした。ベニマシコポイントのアシ原にはカワラヒワ、ホオジロはいるのですが肝心のベニマシコの気配がありません。しばらく待ちましたが、仕方が無いので、以前撮影したことがあるポイントにもいきましたが、カワラヒワのみです。ベニマシコが目的のためカワラヒワは撮りませんでした。今思えば撮っておけばよかったと思います。

ホオジロ、アシ原の代表ですが、今回は目的ではありません。
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結局、この日は最後まで目撃すらできませんでした。
仕方が無いので先週、別の場所で撮ったブログ未公開のベニマシコを載せます。
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 今回は目的が達成できずに残念でした。最近、割と「鳥運」が恵まれていたので、まあこんな日もあるでしょう。まあ、ルリビタキに久しぶりに出会えたので「良し」としますか・・・。
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by harada5550 | 2008-12-07 22:11