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初秋の舳倉島の鳥たち
 シルバーウィークに舳倉島に前夜発1泊2日で行ってきました。もう少しゆっくりしたかったのですが、他の用事もあり短期滞在となってしまいました。秋の舳倉島は始めてでしたが、少し時期が早いのか鳥の出は今ひとつでした。2日間で確認できた鳥は35種類。今年のGWは3日間で85種類でしたので比較するとやはり少ないですね。
 この時期は知り合いのベテランBIRDER氏いわく例年ムシクイ類に期待できるとのことでしたが、珍鳥であるモリムシクイは見ることができたものの残念ながら他にはメボソムシクイ、ウグイス、写真には撮れませんでしたがシマセンニュウぐらい。キマユムシクイもいたそうですが見ることができませんでした。他にはツメナガセキレイ冬羽、ホトトギス、エゾ、コサメといった秋の渡り。猛禽はハヤブサとハイタカでしょうか。この二種は割とよく見られます。


モリムシクイ 今回の舳倉島行きの一番の成果です。本来は欧州方面で棲息しますが、日本では北海道で91年10月に標識調査中に1羽だけ捕獲された記録がある他は舳倉島で数例の記録があるだけです。
雌雄同色で大きさはメボソムシクイ大。胴体が太いのが特徴。眉斑と顔、咽から胸にかけては鮮やかな黄色です。深いヤブの逆光の中、感度アップしてなんとか撮れた証拠写真です。お許しを!
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こちら定番 ウグイス 地鳴きをしていましたがいきなり出てきました。
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ツメナガセキレイ 冬羽です。成鳥夏羽のように眉斑と咽からお腹にかねてが黄色ではなく地味な色になっています。眉斑と咽が淡黄色で夏羽の面影があります。
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別の角度から
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こちらはハクセキレイ 島では一番数多く見られました。ツメナガセキレイと一緒に飛び回っていました
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エゾビタキ 秋の渡りの定番です。
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エゾビタキ 英名Gray-streacked Frycatcher 飛んでいる虫を餌をします。空抜けですが枝止まり前です。
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コサメビタキ この鳥も秋の渡りの定番ですね。
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コサメビタキ この松の枝を基点にFrycatchしていました。
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イソヒヨドリメス 島にはイソヒヨは多かったです。
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ハヤブサ 我が家の近所で見慣れていますが、よそで見てもスマートで素敵です。
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ハヤブサ 飛び出し。ホウロクシギを威嚇したりしていたそうです。
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コイカルメスもしくはワカ 最初はシメかと思いましたが尾が長くコイカルでした。枝が被って撮りにくいところにいましたのでつらいです。
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最後はホトトギス 我が家にいても初夏にはよく鳴き声を聞きますが見るのも撮るのも初めてでした。
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d0099854_20214191.jpg 後で知ったのですが、この時期の舳倉島は「珍鳥狙いのベテランBIRDERが行く時期」だそうです。今回は連休で秋のこの時期にしては人が多かったそうですが、それでもGWに比較すると格段に少なかったです。私は野鳥を見はじめてまだ6年め。普通の鳥の少なさに物足りなさを感じました。その点ではまだまだこの時期に行く資格が無いのかもしれません。ただ、最近はベテランBIRDER氏と知り合い、鳥の見方も変わってきました。あらかじめ「いると知っている鳥」を狙いにいくのではなく、この時期にここに行ってみたら「何かが」いた!というパターンです。これからも舳倉島に何回か行くことになりそうです。





(9/21~22 舳倉島にて)
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by harada5550 | 2009-09-27 10:40
シルバーウィーク突入ですね。遠征中につき・・・・
d0099854_21122229.jpg 史上初めての秋の5連休。この次は2015年まで無いそうです。
ちょうど今頃は秋の渡りの季節ですね。冬鳥にはまだ早いですが、チャンスですので島に向っています。
週刊ですので週末アップは欠かせないのですが、今週は遅れてしまいます。帰宅後にアップしますのでよろしくお願いします。
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by harada5550 | 2009-09-20 19:23
休耕田にてヒバリシギ・ムナグロ他シギチ類
 今年は9月にはいっても渡りのシギチの数が少ないような気がします。今回は県内の休耕田にて8月末から撮っていたシギチ類他を載せてみます。この時期、シギチといえば東京湾奥の三番瀬でしょうね。私もよく行きます。ただ今回は県内、しかも湘南の休耕田で撮れた淡水系のシギチです。
 シギチのいる休耕田は農薬を使用していませんので、餌が豊富です。逆に休耕田でも農薬に汚染されているところはシギチの餌も少なく、したがって鳥もいません。このところ休耕田を見つけてもシギチがいることが少なく、いかに自然の休耕田が少なくなっているかを実感します。そんな休耕田にて撮れたヒバリシギ、ムナグロ、クサシギ、イソシギ、ケリ、コチドリです。他に同時に撮れたチョウゲンボウとバンもどうぞ。

ヒバリシギ シギのなかでもトウネンとともに最小です。冬羽はトウネンに似ますが足が黄色いので区別できます。
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ムナグロ 群れで20羽ほどいました。
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羽をあげてノビをしています。
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タカブシギ 最初クサシギかと思いましたが、タカブシギだそうです。
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クサシギ 群れないで一羽でいることが多いシギです。
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イソシギ この鳥も群れないでいます。腹の白い色が肩先に切れ込んで見えます。
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イソシギ飛翔 羽の白い部分が特徴です。
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ケリ飛翔 湘南のこの場所ではケリは珍しくありません。ただ警戒心が強く、すぐに飛ばれてしまいます。
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コチドリ 冬羽もしくは幼鳥でしょうか。顔が黒くなく淡い色をしています。
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チョウゲンボウ ホバリングして急降下、獲物をとっていました。
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バン 稲穂が茂る水田から出たり入ったりしていました。
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 毎年この時期は、山野にいる渡りの小鳥を撮っているのですが、このごろはノンビリ、シギチを撮ることが多くなりました。シギチ他水鳥系は開けているところにいることが多く、BIRDERやカメラマンも場所を気にすることが少ないような気がします。朝早く出かけて場所を確保なんていうことは無縁です。これといったポイントではなくシギチがいそうな休耕田を見つけてサギ類の中に小さなシギチを見つけると「ラッキー!」なんて思います。こんな風野鳥観察が鳥見の原点なんでしょうね。

 
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by harada5550 | 2009-09-13 23:55
北岳にてホシガラス、イワヒバリ
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 今週末はは南アルプスの北岳に行ってきました。今年の夏は、機会があれば登ろうと思っていたいのですが晴天に恵まれずのびのびになっていましたが、週末は天気が良さそうでしたので前の日に決心して出かけてきました。(当ブログは撮影場所は基本的に明記しないのですが、簡単に行ける所ではないので今回は明記します。)
 北岳は日本で富士山の次に高い山で標高3192mあり、ホシガラス、イワヒバリ、運がよければライチョウに期待して出かけました。標高差約1700mを登りますのでさすがに500F4レンズは持てません。今回は、景色と花の写真も撮るので18~200mmのズームレンズ一本のみ持っていきました。

出発地の広河原(南アルプス市)から見た北岳⇒



ホシガラス 標高約2800m ハイマツの実を盛んにたべていました。富士山以外では初めて見ました。
くちばしが被っていますがご勘弁を。北岳にはホシガラスはかなりの数が生息していると思われます。そこかしこに飛んでいました。
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ハイマツの上を飛ぶホシガラス SSがあがらすブレブレです。
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ハイマツの中に降りるホシガラス
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そして飛び出し
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イワヒバリ ここは北岳の南側斜面で標高3000mぐらいでした。ここには数羽のイワヒバリがいました。
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イワヒバリ ここは高山植物の宝庫として有名な場所 9月に入ってもかなりの花が咲いていました。
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紫色の花は北岳固有のキタダケトリカブトです。
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イワヒバリ 奥にもう一羽います。手前は幼鳥みたいです。
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イビキジャッコウソウ、キタダケトリカブト、タカネイブキボウフウ、トウヤクリンドウの咲く中のイワヒバリ
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ここから山の写真を数枚
まずは朝の北岳山頂から はるか遠くに雲海に浮かぶ富士山
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北岳から間ノ岳(3189m)をのぞむ
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仙丈ケ岳(3033m)から見た北岳と富士山
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高山植物を二枚
9月になっても咲いていたシナノキンバイ
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ミヤマクワガタ クワガタといっても昆虫ではなくクワガタ草という花の仲間です。
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毎年、夏山には登っているのですが、撮影目的は景色と高山植物です。野鳥は500F4レンズを持って行けないのであきらめていました。今回はライチョウこそ会えませんでしたが、樹林限界上ではホシガラスとイワヒバリがよく飛んでいました。ただ、さすがに200mmの手持ちでは辛いですね。樹林帯の中ではメボソムシクイがジョリジョリジョリと鳴いていました。ただしコチラは見ることができませんでした。平地での野鳥撮影の合間に、また山に出かけたいと思います。
 
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by harada5550 | 2009-09-06 22:51