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海岸にてユキホオジロ
 穏やかで暖かだった週末。噂のユキホオジロを訪ねて少し遠出をしました。数日前に観察されたと聞いていましたが、すでに抜けてたかと油断し、土曜は自宅で過ごそうかと思っていました。すると出ているとの情報がはいり、急遽ベテランBIRDER氏と出かけることになりました。
 ユキホオジロは「冬鳥として北海道に渡来し、海岸や平地の草地、荒地などに棲息する(日本の野鳥590から)」そうです。本州にも渡ることもありますが、関東まで来るのはまれだそうです。オスの成鳥夏羽はアラスカ等に行かなくては見られませんが図鑑で見ると白地に黒い初列風切と雨覆いがとても綺麗な鳥です。 今回はもちろん冬羽ですが、白いユキホオジロの特長は出ています。
 午前中も遅くにユキホオジロの場所につくと大勢の野鳥カメラマンやBIRDERに度肝を抜かれました。これだけの人数がいるとできるだけ近くまで接近戦というわけにもいきません。もっとも、鳥にとってはある程度距離が保てていいのかもしれません。ユキホオジロの大きさは16cm、距離は70~80mはあると思いますが、とりあえず撮影開始です。

ユキホオジロ オス冬羽 とにかく遠くてしかも草がカブッてマニュアルでピント合わせて何とか撮りました。
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似たような場所ですが、別の場所です。オスの冬羽は白地に部分的に褐色を帯びます。
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なかなか、背景のぬける場所には出てきません。頭をあげたときがチャンスです。
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対岸の岸壁のヘリに出てきたときの一枚です。
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※この日のユキホオジロはブログに載せるような写真が他に撮れませんでした。

ユキホウジロのそばでにいたツグミのバトルを撮ってみましたが、意外と面白いです。
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ハジロカイツブリ この日一番の写真かもしれません。ハジロカイツブリとミミカイツブリの見分け方はいろいろありますが、嘴が上にそっているのがハジロだと思うとやさしいのでは!
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 この日は昼過ぎにユキホオジロポイントを後にしてシノリガモ、コオリガモを期待して数箇所を回りましたが、実際にいても識別不可能でましてや写真に撮れる距離ではありませんでした。最後にあきらめきれないので夕方再びユキホウジロポイントを訪れましたが、すでに飛んでしまったとのこと。少し噂がさめてからこっそり再度訪れて近くで撮りたいのですが、いつまでいてくれるかですね。
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by harada5550 | 2010-01-31 19:56
再びカモメ(カモメ、カナダカモメ)と初登場のクロサギ
 今週は穏やかに全国的に高気圧におおわれ、湘南地方も風も無く暖かな日でした。そんな絶好の鳥見日和でしたが、残念ながら別件があり鳥見はお休みです。
 このような週末のために撮りためておいた写真の中から、昨年末に撮った(ただの)カモメとカナダカモメを載せて頂きます。先週もカモメ類ですが、少し珍しいカモメですのでご容赦ください。カモメは基本8種(セグロ、オオセグロ、ワシ、シロ、カモメ、ウミネコ、ミツユビ、ユリ)のうち(ただの)カモメは撮れていませんでした。今回は撮ることができ、レア種であるカナダカモメも撮れました。同日に撮れたクロサギとともに載せさせて頂きます。

カモメ。日本で見かける中型カモメはまずウミネコです。ただのカモメは貴重だと思います。ウミネコとの違いは尾羽が真っ白なところです。この正面写真からはわかりにくいと思います。
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横からの飛翔写真。尾羽が真っ白なのがわかります。
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上の写真の続き!
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カモメ類の大群。この日は海が荒れていてカモメたちは港の中に避難していました。ここまで大量のカモメは初めてです。
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カナダカモメ 念願のカナダです。一見、ただのセグロカモメですね。後ろのウミネコよりも少し大型です。
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カナダカモメ 右側のセグロカモメと比較すると違いが良くわかります。(「日本の野鳥590」より)「セグロカモメに似るがやや小さくて、頭部は丸みがあり、嘴は小さめで足は短い。」そうです。その名のとおり本来はカナダにいるカモメですがここでは毎年確認されています。
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カナダカモメ 第3回冬羽。カナダカモメは大型のカモメ類と同様に成長になるまで4年かかります。(ユリカモメは2年で、(ただ)カモメは3年で、ウミネコは4年で成鳥) ただ、若鳥の区別はいまの私には難しいです。
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クロサギ カモメ類の大群がいた埠頭の先端にいました。今まで撮れていなかった鳥です。
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大きさはコサギとほとんど同じで小型です。
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当たり前ですが飛ぶ姿は「サギ」そのものです。
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 基本8種がすべて撮れてこれから、レアなカモメに挑戦ですが、幸先よくカナダカモメは撮れました。これか他のレア種の撮をも目指したいのですが幼鳥や若鳥になると識別は難解を極めます。その辺がわかるまでかなりの時間と鳥見経験が必要と思われますが、地道にあせらずに取り組んで行こうと思います。

もう少し画像があります。よろしければここをクリック!
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by harada5550 | 2010-01-24 22:52
小型カモメ(ユリカモメ、ズグロカモメ、ミツユビカモメ)
 湘南にやって来るユリカモメの数も日に日に増して、今日は複数の海岸で大きな群れを確認できました。銚子方面ではユリカモメは少ないのですが、三浦半島を中心とする湘南にはウミネコ、セグロ、オオセグロとともにユリカモメが数多くやってきます。ただ、銚子のほうが圧倒的に珍種がやってきますね。
 ユリカモメは小型カモメとしてごく普通の基本種ですが、白い冬羽の対して鮮やかな赤いくちばしと足が素敵です。第一回冬羽では初列風切羽の先が少し黒っぽく、くちばしと足はオレンジ色です。最近観察することができたズグロカモメとミツユビカモメとともに小型カモメ類としてまとめてみました。

ユリカモメの群れ。赤いくちばしと足が綺麗です。手前のウミネコ、奥のオオセグロカモメとともに。
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時々、飛び立ちますが、すぐに戻ります。
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オオセグロカモメとユリカモメ 並ぶとユリカモメの小ささがわかります。
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ユリカモメ 成長冬羽(くちばしと足が赤)と第一回冬羽(くちばしと足がオレンジで初列風切が褐色)の違いがわかります。
ユリカモメは二年で成長になります。
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ズグロカモメ成長冬羽とミツユビカモメ成長冬羽。
ズグロカモメはくちばしが黒く、足は暗赤色。ミツユビカモメはくちばしが淡黄色でバナナのような形で足は黒っぽいです。
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ズグロカモメ成長冬羽 この日はポツンと一羽でいました。レッドブックでは絶滅危惧Ⅱ類です。
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ズグロカモメ成長冬羽 ミヤコドリとともに。ユリカモメも古典では「ミヤコドリ」と記されているのでややこしいです。
この写真ではズグロカモメの足の暗赤色がよくわかります。
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ミツユビカモメ 外洋性のカモメで航海上でよく観察されるそうです。この日は港内で見つけられました。
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ユリカモメ成長冬羽を三枚掲載。 止まりモノと飛びモノです。
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ユリカモメ第一回冬羽 翼が白くないのがわかります。
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 小型カモメ類の魅力はなんといってもその「可愛さ」です。虹彩は暗色で大型カモメのようなキツサがありません。顔の表情もマイルドな感じがします。湘南三浦海岸のユリカモメは春になると夏羽にはえかわり頭が黒く染まっていきます。そのころには、より大きな群れになって北に旅だって行くのでしょう。

ユリカモメの画像がもう少しあります
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by harada5550 | 2010-01-17 20:32
海岸にてカモ類
 カモ類のオスが繁殖羽にはえかわり、いい季節になってきました。
 昨日は快晴の天気の元、海岸へ繰り出し、プロミナーで探してをデジ一眼で撮るというパターンでノンビリ過ごしました。
 今回は昨日と年末に海で撮ったカモ類を載せたいと思います。海にいるカモは潜水ガモが多く、海ガモ類に分類されます。(「日本や野鳥の会」ハンディ図鑑から) 今回載せるビロードキンクロ、クロガモ、シノリガモ、スズガモ、ホオジロガモはいずれも潜水ガモで海ガモです。一方、オナガガモ、ヒドリガモは海にいましたが淡水ガモです。昨日、またまた撮れてしまったコクガンも一緒に載せます。

ビロードキンクロ 海ガモの代表です。
プロミナーで探すと遥か遠くにいましたが、少し近寄って来ました。スズガモの中でパタパタです。でもやっぱり遠かったです。
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トリミングすると 目の下の三日月斑がわかります。この独特の風貌が魅力です。
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ビロードキンクロはスズガモと比較すると大型であることがわかります。
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ホオジロガモ これもプロミナーで探しました。遠くにオスメス数羽いました。双眼鏡ではわかりません。
大きくトリミングしています。緑色光沢のある黒いオニギリ頭が確認できます。
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シノリガモ 飛び出し。一部北日本の渓流で繁殖するそうです。
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シノリガモ 飛翔。これも独特なシマ模様です。
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シノリガモ 側面の赤栗色がきれいです。後ろはエクリプスからオスへのなりかけでしょうか。
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シノリガモ メスとオス ウミネコとともに。
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シノリガモメス 昨日、スズガモ等の中に一羽だけいました。
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クロガモ 沖に上がってパタパタです。この日は油染被害にあった他のクロガモを何羽か見ました。結構深刻です。
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コクガン、オナガガモ、ヒドリガモ 陸上に上がっていましたが、このときハヤブサが上空を舞い一気に「緊張」がはしりました。
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コクガン ヒドリガモが飛んでくるのでシャッター切ったら後ろに飛んでいました。
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 このところ、デジスコで鳥撮りをはじめたころに使用していたプロミナーを引っ張り出しています。海岸で海面を広く探す場合や、農耕地や葦原の広い範囲を探す場合は非常に有効であることを再認識しました。いままで双眼鏡で探してデジ一眼でとるパターンでしたが、双眼鏡とプロミナーで探して、デジ一眼で撮るというワンアクション増えそうです。確実に見つけられる鳥が増えると思います。ただ荷物が多くて大変ですが・・・。

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by harada5550 | 2010-01-11 10:12
謹賀新年 当ブログ200回記念! 農耕地にてハイイロチュウヒ
皆様、新年明けましておめでとうございます。今回の記事で200回を迎えました
 当ブログをご覧いただきたいへん恐縮です。こんな拙いブログですが、今回の記事で200回を迎えました。週末のみの更新ですが、皆様のアクセス数を励みにして続けることができました。今年もよろしくお願いします。
 今年は、タイトルから「週刊」をはずし「湘南BIRDER」といたしました。仕事が忙しくなり「週刊」で更新できなくなる可能性がでてきたためです。できるだけ週末には更新させていただきますがよろしくお願いします。

 さて、2010年一回目、記念すべき200号は年末年始休暇に偶然、撮れてしまったハイイロチュウヒを載せさせて頂きます。この日はコチョウゲンボウを撮るのが目的で北関東の農耕地に出かけました。コチョウゲンボウはオス、メスともにまともに撮ったことがありません。いつも米粒のような写真ばかりです。現地に朝8時ごろ到着、コチョウゲンやハヤブサが出るポイントで待ちました。ただ、このポイントはハイイロチュウヒが昼間に狩をするのを狙うポイントでもありました。ただし、出たのはただのチョウゲンボウ、ただのチュウヒやノスリのみ。お目当てのコチョウゲンは出てきません。広い農耕地をプロミナーで確認しましたが、藁ボッチの上にちょこんとチュウヒが止まっているだけでした。
 しばらくして風も強くなり、時折雪もちらつくあいにくの天気の中、何も出ないので車の中で待機していました。すると遠くにハイイロチュウヒオスが飛んでいるのが確認できました。「コチョウゲンじゃないのか」なんて思って最初は近くによって来るのを待ちましたが、なかなか近づかないので、こちらから車で近づくことにしました。結果は正解でした。車で近づいたら私の真横で北風にのって地面すれすれを飛んでくれました。私は車の中から必死にシャッターを押し続けていました。

ハイイロチュウヒオス 車にて接近戦です。間近でした。
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最初に確認できたハイイロチュウヒオス。このときは距離がありましたが、近づいてきませんでした。
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車で近づいて藁ボッチの合間から撮りました。
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時折、舞い上がりますが地面スレスレを飛びます。
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そして、真横を飛んでくれました。完全に目があったかに思いました。
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距離にして10mぐらいでしょうか。北風にのってホバ状態です。
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別の場所で撮ったハイイロチュウヒメス
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顔の回りのリングと白い背中が目印です。
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夕日を浴びたチュウヒ 幼鳥かメスと思われますが確認できません。
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チュウヒオス 暗くなってから登場です。
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大陸型と思われる個体。遠くてよく撮れませんでしたが頭部が黒いのだけは確認できました。
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 今回、掲載したハイロチュウヒオスは、昼間の狩場である農耕地のものです。それ以外は葦原のネグラ入りポイントです。今までハイイロチュウヒオスはネグラ入リポイントのみしか出会ったことがありませんでした。今回はコチョウゲン狙いの昼間の農耕地で偶然にも、間近でハイチュウオスが撮れてしまいました。大きな誤算になりましたが、いまだにそのときの事を思うと興奮冷めやらぬ気がします。こんなことってあるんですね。ところでコチョウゲンはいつになったら撮れるんでしょうか?

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by harada5550 | 2010-01-03 18:48