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天売島にて-8(ウトウ)
 5月に訪れた天売島特集も今回が最後です。
 天売島といえばやっぱりウトウです。3月から4月にかけて、銚子沖や城ヶ島で見かけたウトウも北海道にまで上がってきていると思います。天売島はウトウの最大の繁殖地で60万羽以上がいるとのことです。5月中旬では卵を温めている時期で、ヒナがかえっておらず、あのイカナゴをクチバシいっぱいに運んでくる親鳥は見られません。ただし、夕暮れ時に次々と帰巣してくる多数のウトウは迫力ありました。オスとメスは一日毎に卵を温めるのを交代するそうです。夜明け前には巣で卵を温めていた方が出かけていき、夕暮れ時に帰ってきて交代するそうです。
 ちょうど今頃は親鳥がキビナゴをくわえて帰ってくる時期です。今年ももう一度、チャレンジしようかと思いましたが、先立つものがなく来年以降に期待します。

ウトウ 日没とともに帰巣してきます。ウトウの前にある穴が巣です。
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ウトウ 巣に入っていきます。
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ウトウ 近すぎです。レンズはちなみに200mmズームで70mmぐらいです。
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ウトウ なおストロボ撮影は、各位の良識にまかせて・・・ということになっております。
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ウトウ 昼間はフェリー航路でよく見かけました。銚子沖でもよく見かけましたので懐かしい雰囲気です。
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d0099854_228016.jpg 5月の天売島行きは渡りの小鳥と海鳥の両方を楽しめる欲張りな鳥見になりました。特に最後の最後にあのまっ黄色なコウライウグイスを見ることができ、贅沢なおまけもつきました。本当は粘って写真を撮りたかったのですが、フェリーの出港時間が迫りあきらめました。
 今回は海が荒れて観光船が出航せず、ケイマフリやウミガラスが間近に見られなかったことが残念でしたが、それまでできたらできすぎです。滞在時間44時間、2泊3日でしたが65種類の野鳥を観察することができました。
 次回天売島を訪れるときは、海鳥狙いでちょうど今頃、6月下旬の海鳥のベストシーズンを狙いたいと思います。
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by harada5550 | 2010-06-26 21:58
天売島にて海鳥と春の渡り-7(ホオジロ類他)+近況
 天売島特集も引っ張っているわけではないのですが、結果的に撮れたものが多く7回めになってしまいました。少し加速して今回はホオジロ類+その他の鳥を載せてみたいと思います。
 ホオジロ類もこれといったレアなものはいませんでしたが、コホオアカとホオアカがすぐ近くにいました。アオジは冬の地味な地鳴きとはちがって、華やかなさえずりを聞かせてくれました。きれいなさえずりが聞こえる場合、たいていはアオジかノゴマでした。

コホオアカ 普通の人家の裏庭で採餌していました。
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ホオアカ 島唯一の娯楽施設!? パークゴルフ場(パターゴルフ)でラフの中にいました。
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アオジ 森の中でのさえずりです。
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そろそろ終わりに近付いてきました天売島特集、分類上「その他」とした野鳥です。
オジロワシ 島内で飛んでいるのも目撃しましたが、港ではまるでトビのようにテトラに載っていました。
北海道では当たり前だそうですが、それでも夏を超える個体は少ないそうです。
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チュウシャクシギ これが北海道ではレアだそうです。北海道BIRDERが超盛り上がっているところに自分だけ冷めていました。
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キアシシギ これは関東でもメジャーです。ついメリケンかと期待してしまいます。
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キアシシギ テトラが好きです。
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シノリガモ 関東では冬の荒波にもまれていました。宿に帰ってきたら目の前の防波堤にいました。
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さて、これからは天売島以外の近況です
コアジサシダイブ。 実は近況ではなく、5月中旬の写真です。どこにダイブするか予想できないですが、適当に置きピンで撮れました。
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コアジサシ 今年はコロニーが減っています。砂浜への立ち入りは自粛したいものです。
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鎌倉の成就院参道 開門前の「誰もいない写真」です。
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成就院 梅雨の晴れ間はあまりアジサイには似合いませんね。
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 例年、この時期は何を撮っていたか過去をさかのぼってみると、サンコウチョウ、アカショウビン、ブッポウソウ、アカモズ、チゴモズなどでしょうか。ところが今年はアカショウビン以外はあまり便りが聞こえません。例年撮れていた鳥が撮れなくなってしまうのは・・・。心配ですね。
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by harada5550 | 2010-06-20 21:39
天売島にて海鳥と春の渡り-6 (+近況:サンコウチョウ 他)
 天売島に行ってからもう少しで1ヶ月がたとうとしています。この天売島特集も、(週中のブログ更新は仕事の疲れで行っていませんので)このペースでやっていくと7月までかかってしまいます。季節感がなくなってしまいますので、近況の鳥見等も混ぜて載せて行こうと思います。

 今回の天売島特集はツグミ類です。といっても超レアなものはいませんでした。トラツグミ、マミチャジナイ、クロツグミ、ノビタキです。他にタダツグミとルリビタキもいたのですが、感覚が麻痺でして「あまりに普通に感じて」撮らずにいました。今思えば、取り合えず撮っておくべきでした。関東ではトラツグミもマミチャジナイも、秋から冬の渡りの鳥という印象があります。先日のムギマキやエゾビタキ、コサメビタキのように春の渡りではあまり予想していませんでした。そのほか、天売島でよく見かけたコムクドリの載せます。

トラツグミ 早朝の森の中、なにかが枝に止まりました。枝かぶりの被写体にカメラをむけるとトラツグミがいました。
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マミチャジナイ これも早朝の森です。すぐ近くの枝にマミチャジナイ雌がたたずんでいました。低い位置の目線と同じ高さにいました。
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マミチャジナイ 昼過ぎに朝方のマミチャポイントを訪れると今度は地面に降りてました。どうやらここはお気に入りのようです。
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クロツグミ遠景 これも早朝の鳥見で。きれいなさえずりが聞こえるため「いるな!」と思いましたが、はるか遠くの枝にいました。
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ノビタキ飛び出し 北海道では普通に見られるノビタキ これもツグミ科です。
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コムクドリ あの「ジュルルッ」という鳴き声はムクドリそのものですが、ここではコムクドリでした。
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コムクドリ 陽のあたった新芽の枝に止まります。
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これから天売島特集はペースアップしていこうと思います。

さてここから、今週末の写真を二枚

サンコウチョウ 今年は数が激減か!?というくらいに少ないです。
d0099854_21321543.jpg 何とか今週末は天気がもちました。入梅前の貴重な晴れ間かもしれません。週末はこの季節ならではのサンコウチョウを見に行きました。


この時期、鎌倉はアジサイで埋まります。6月は4月の桜の時期と並んで観光客が多いそうです。
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 さて、サンコウチョウですが、今年は例年のようにさえずりがほとんど聞こえませんでした。鳴いても雌の短いさえずりぐらい。例年の営巣場所も確認できませんでした。個体数自体が少ないと思われますが、この少なさは心配ですね。少ないチャンスでしたが何とか撮ることができました。(尻尾がきれていますが・・・)
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by harada5550 | 2010-06-13 20:30
天売島にて海鳥と春の渡り-5 (やや)赤い鳥
 天売島特集も5回目。今回は(やや)赤い鳥です。亜種エゾアカゲラ、アカウソ、ヒレンジャクを載せます。亜種エゾアカゲラは北海道ではめずらしくもなんとも無くて札幌の大通り公園にもいるそうです。ただし私は亜種エゾアカゲラは初めてです。エゾアカゲラは全体に淡くてシロが濃いのが特長です。アカウソは最初はベニバラウソかと思うほど、腹部が赤い気がしました。この時期、まだ開花前の桜の蕾を食べていました。ヒレンジャクは北海道では珍しいらしく、キレンジャクばかり見かけるということで道内のBIRDERのかたは盛り上がっていました。

亜種エゾアカゲラ 全体に淡くシロっぽいですね。
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亜種エゾアカゲラ 頭の赤が鮮やかです。
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亜種エゾアカゲラ 亜種とはいえ本州のアカゲラとは違いますね。
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アカウソ 桜の芽を食べています。
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アカウソ この個体の腹部は赤くてベニバラかと思いました。
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ウソ この個体はあまり赤くありません。
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ベニマシコ 空抜けですがいつもの「ヒューヒュー」とした声で鳴いていました。
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最後はヒレンジャク この鳥も人気で首都圏で出ると大騒ぎ。北海道でもキレンジャクはよく見るがヒレンジャクは珍しいそうです。空抜けの悪条件の中の写真です。
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 天売島の渡りでは、季節的に本州の4月上旬といったところです。桜もまだ開花していません。数年前ウソが多く発生し桜の目を食べてしまったのを思いだしました。
天売島特集、まだまだ続きます。
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by harada5550 | 2010-06-02 23:16