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台風の忘れ物 コシジロウミツバメ ヒバリ ウミネコ
 南からの台風が駆け上がった後の日曜日。台風が連れてきた珍鳥を期待して海鳥メジャーポイントを散策してきました。これまでも台風が来るとその後に「何か」が出るので、今回も期待して訪れましたが、結果は「遅かった・・・!!」の一言です。今回の台風は金曜日朝に小笠原、土曜日中に関東を抜け、日曜日はいい感じになると思っていたのですが、土曜の午前のうちに関東をぬけてしまい、速度が早かったみたいです。知人に聞くと台風の直後の港には外洋性のコシジロウミツバメが数百羽、シロハラミズナギドリやクロトウゾクカモメ等の普段見られない南方系の海鳥も港内で見られたとか。ただし、台風が引くとともに鳥もひいてしまったようです。数箇所を探していると、コシジロウミツバメが一羽だけいるとの情報がはいりました。何かの事情で群れとはぐれてしまった個体がいるようです。まるで台風が忘れていってしまったようでした。

コシジロウミツバメ 初見初撮りです。外洋性のウミツバメが間近に見られるのはこのようなタイミングだけです。
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怪我をして群れからはぐれたのか。一羽だけ残っていました。
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後ろから見ると腰の白さがよくわかります。
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ウミネコ 天気は台風一過で快晴でしたが、海は大荒れでした。
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ワカドリはグレーぽくて別種のようです。
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ヒバリ 海岸近くの草原を歩くと驚いて飛び出してきます。
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ヒバリ 飛び出し
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以前、私の出会った台風の置き土産はハイイロヒレアシシギなど、ヒレアシシギの仲間でした。その時は数日いましたが、今回のように外洋性の海鳥はすぐに戻ってしまいますね。今回はいい教訓になりました。今度同じようなチャンスがあれば、(十分注意する必要がありますが、)台風直後にできるだけ早く駆けつけたいですね。
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by harada5550 | 2010-09-30 00:11
秋のヒタキ類
 秋分の日の今日は、昨日の32度の真夏日から打って変わって17度(17時時点)。足踏みしていた天気は一気に猛ダッシュです。
 この時期の楽しみの一つはエゾビタキとの出会いです。今年もエゾビタキに会いたくなって、先週末、湘南の小山に行ってきました。朝7時ごろに駐車スペースに到着。予想通り出足が早く最後の駐車スペースにギリギリセーフ。ところが野鳥ポイントにはカメラマンが数人。他のポイントにも分散しているようでした。ところが待てど暮らせど鳥の出はまったくダメ。午前中はキビ幼鳥とヤマガラが数回で来ただけ。カラ類の混群どころかメジロ1羽すら来ません。数人いたカメラマンも諦めて帰る方が続出。私も帰ろうと思った矢先に知り合いの方が到着。「これから!これから!これからがいいんです。」と言われるので、少し待ってみたらやって何とエゾビタキがやってきたではありませんか。
 
エゾビタキ 南への渡りの途中でしょう。地面に降りたところを撮ってみました。
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キビタキと緊張の一瞬?
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エゾビタキ 水場ポイント以外の枝どまり。
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この枝がお気に入り
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キビタキ 幼鳥だと思います。
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キビタキ 頭部にまだら模様があるので幼鳥だと思います。
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キビタキ オスが来るとやはり得した気分になります。
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ヒタキ類幼鳥 キビタキにしては羽の色が濃いような気がします。
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ヒタキ類 水浴び後で濡れているので?です。
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ヒタキ類 地面に降りたところを撮りました。
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ヒタキ類 風切に青みがあります。幼鳥だと思いますが?
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 この日は午後から多くの野鳥が来てくれて楽しませてもらいました。まったく午前中はなんだったんでしょうか。さて、ヒタキの判別。エゾビタキとキビタキオスはすぐにわかりますが、ヒタキ類のメスと幼鳥は難しいですね。まだまだ判定できません。
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by harada5550 | 2010-09-23 18:16
湘南のタマシギ、オグロシギ、コチドリ
 三連休は天気に恵まれましたが、秋の渡りの便りはまだまだ少ないです。そうこうしているうちにシギチの渡りの季節も終わってしまいます。
 「もうそろそろ、いるだろう」と思い、先週までヒバリシギやムナグロ、アオシギが出ていた場所にオグロシギが入ったという休耕田に行ってみました。オグロシギは9羽まとまって採餌したり休憩したり渡りの途中の羽を休めていました。飛び立つ雰囲気もなくすぐに見飽きて他の場所を回りましたが、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ケリ、コチドリ程度でこれといった収穫もなく、最後に別の場所に寄ってみました。するとカメラマンが数人。そこにはなんと抱卵中のオスのタマシギがいました。この時期に抱卵して雛がかえっても「冷えてしまって大丈夫なのでしょうか?」

昼間はずっと抱卵していますが、午後遅くなると餌を探しに出かけます
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しかし、10分程度で巣にもどります。この時期、草の丈が高くて全身を現しませんが、それはそれで面白いものです。
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オグロシギ 先日撮ったシベリアオオハシシギと似ていると図鑑に載っていました。識別は嘴がこちらはピンクです。
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雲で陽がかげった時のオグロシギ
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コチドリ 冬羽か幼鳥でしょうか。頭の黒い部分がありません。
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コチドリ ここには8羽がサギ類とともにいました。
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アオサギ 見慣れた鳥です。背景が抜けた綺麗な場所にいました。
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 それにしてもこの時期のタマシギの抱卵! 気になります。今年ここのタマシギは2回子育てに失敗したそうです。残暑が続く中、タマシギも「イケル!」と思ったのでしょうか。最初は地元の方も通り過ぎて全くわからなかったとか。ここのタマシギは留鳥なのか南に渡るか不明ですが、早く卵が孵って子育てが終わって欲しいものです。
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by harada5550 | 2010-09-20 20:21
湘南のハヤブサ
d0099854_2114144.jpg まだまだ暑い日々が続きます。今年はどうなっているんでしょうか。秋のシギチも少なくそんな中、某干潟にはヘラシギも入ったそうですがすぐに抜けてしまい週末BIRDERは間に合わなかったようです。
 このところ完全にネタ不足になってしまい、更新もままならないのですが、こんなときは今まで載せるタイミングを失った野鳥を載せるいい機会になります。そろそろタカの秋の渡りも始まっています。それと関連づけるわけではないのですが、私の家から歩いてすぐのポイントのハヤブサが今年も子育て成功しています。ここでは6年連続で営巣成功です。2ヶ月前の7月の写真ですでに巣立っていますがかわいい幼鳥の姿を撮影できました。今春にはここのメスは、一時、どこから来たのか若いメスとの戦いに負けてしまいましたがリベンジしさらには営巣にも成功しました。


ハヤブサ幼鳥 巣から飛び出す寸前です。この次の日、飛び立ちました。
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今年は二羽でいままでで一番少ないかも・・・・
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一所懸命 バタついていましたが・・・
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この日は飛べませんでした。
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翌週には元気に揃って飛んでいました。
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親からもらったムクドリをつかんで飛ぶ幼鳥
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幼鳥でも飛び出す姿は猛禽そのもの、鋭い足をしています
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その間、親も餌運びに多忙でした。
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 今年は私の知っている県内のサシバ営巣ポイント、オオタカ営巣ポイントが相次いで子育てに失敗しています。残念なことです。県内の猛禽ポイントが減っている中、ここのハヤブサは継続して成功しており安心しました。ハヤブサが同じ場所で6年連続して営巣するのは珍しく記録的なことだそうです。来年も期待したいものです。
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by harada5550 | 2010-09-12 21:16