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秋の渡りの野鳥―4(ヒタキ類)
 この時期、秋の渡りのヒタキ類に期待します。特にムギマキは中国北部からモンゴルにかけての地域で繁殖し、東南アジアで越冬します。渡りのコースとしては西日本、もしくは日本海側が中心で関東では数年前に秋が瀬で見られた他はほとんど見られません。長野県の森林公園にも何回か行きましたが、写真には撮れませんでした。昨年春には北海道の天売島で見ることができましたが、今年は日本海側の石川県の島にて見ることができました。今月はその他に、神奈川県、静岡県でエゾビタキ、キビタキ、オオルリを見ることができました。
(撮影日:2011年10月1日から9日)

ムギマキ(Mugimaki Flycatcher)
最初はメスかと思いましたが、ムギマキの1st-Winter♂だと思われます。1st-Winterは本来の渡りのコースからやや外れることが多くこの個体もそうだと思います。
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エゾビタキ(Grey-streaked Flycatcher)
この時期、身近なエゾビタキです。この鳥は神奈川でもポピュラーです。秋の渡りの代表というイメージです。ミズキの実を食べに来ます。ホバリングするのですが撮れず。手持ちで厳しい撮影でした。
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キビタキ(Narcissus Flycatcher)
これもご存知キビタキです。夏鳥ですが比較的遅くまでいてくれます。
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水浴び中ですが、一緒にいるのはオオルリメスもしくはワカと思います。
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オオルリと思われる個体
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このほかに、コサメ、サメ、オジロなんて出てくれると嬉しいのですが、そう簡単にはいきません。
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by harada5550 | 2011-10-23 19:33
秋の渡りの野鳥-3(ホオジロ類)
 ホオジロ類はツメナガホオジロとシラガホオジロがライファーでした。コホオアカはこの島ではよく見かけます。かつてはコホオアカも珍鳥だったそうですが、日本海側の島は渡りのルートになっており他の島でも見かけることが多々あります。
(撮影日:2011年10月8~9日)

ツメナガホオジロ(Lapland Bunting) 
その名のとおりユーラシアでは北欧からシベリアにかけて繁殖し、モンゴルから中国北部で越冬します。北米にも分布します。この鳥も距離が遠かったのですが、何とか撮ることができました。海岸の岩場の草地で採餌していました。
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シラガホオジロ(Pine Bunting)
メスの冬羽と思われます。冬羽のホオジロ類の識別は難しいですね。ホオジロ類の中でも少し大型です。この鳥は以前、八ヶ岳山麓で探したことがありましたが、確認できず今回ライファーでした。
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コホオアカ(Little Bunting) 
顔の色が薄い冬羽です。この島の定番ポイントの海岸にいまいた。
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ホオジロ類は夏羽であれば特徴が出て識別しやすいのですが、冬羽は厄介です。これももっと鳥を見て経験を増やすしかなさそうです。
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by harada5550 | 2011-10-16 18:51
秋の渡りの野鳥-2(ヒバリ類)
 今回のヒバリ類2種です。
 ハマヒバリはシベリア、モンゴルで繁殖、越冬もモンゴル南部で日本は渡りのルートからはずれいていますが、この島では過去にも比較的見られているそうです。私はライファーでした。
(撮影日:2011年10月8日)

ハマヒバリ(Horned Lark)
近くに寄ってくるそうですが、この個体は警戒心が強く、人がいるところには飛んで来ず、いても30m以上離れていないと飛ばれます。この日はハマヒバリ目的に目撃情報をもとに探し回りましたが、考え直してある場所で一人でじっくり待ってみると、遠くに歩いている個体を発見しました。距離は遠かったのですが何とか撮れました。(大きくトリミングしています)
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こちらに気づいたのか伸び上がって緊張しました。こちらはここで動きを止めました。
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前から見ると英名のように頭の両側にhorn(角)のような黒い線が見られます。
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ヒバリ(Eurasian Skylark)  
ご存知ヒバリです。日本では留鳥ですが、この島では渡り鳥だと思います。4羽の群れでいました。
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タヒバリのいた海岸にもヒバリがいました。
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今回、ハマヒバリには2度出会えましたが、写真は2回めにしか撮れませんでした。背景が綺麗なところで撮りたくて、何度か粘ってみましたが現れませんでした。また、いつか期待したいです。
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by harada5550 | 2011-10-15 17:59
秋の渡りの野鳥-1(タヒバリ類)
 野鳥たちの秋の渡りのシーズンになりました。今年も石川県のバードウォッチングポイントである離島に行ってきました。秋の渡りは春の渡りのように種類も多くなく色も地味ですが、この時期ならではの珍鳥と出会えます。ただし、今回は野鳥の数は少なく、10月8日、9日の二日間で同行の二人のベテランバーダー氏とあわせて54種類に終わりました。ベテラン氏は「50回ぐらい島に来ているが、今回はワースト5に入る」のだそうです。それでも私はライファーがハマヒバリ、ツメナガホオジロ、シラガホオジロの3種類ありました。その他はコホオアカ、アオジ、ムネアカタヒバリ、タヒバリ、ビンズイ、キマユムシクイ、ムジセッカ、ムギマキ、ルリビタキ、ジョウビタキ等を見かけました。昨年のこの時期には島に数多くいたマヒワは皆無で、アトリも一羽見かけただけでした。やっぱり少なかったですね。
 今回はタヒバリ類(ムネアカタヒバリ、タヒバリ、ビンズイ)です。スズメ目セキレイ科の鳥です。冬羽になると識別がなかなか難しくなります。今回も見たり撮ったりしてはCollins等の図鑑とにらめっこ。ベテランバーダー氏にも相談しました。
(撮影日:2011年10月8~9日)


ムネアカタヒバリ(Red-throated Pipt)
シベリアでも北極圏で繁殖し東南アジアで越冬します。夏羽はわかりやすいのですが、冬羽は他のタヒバリ類と似ており識別がむずかしくなります。
この写真はムネアカタヒバリ1st-winterと思われます。
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この写真は顔が赤いものの、胸は赤くなくad.winterかと思われます。
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タヒバリ(Buff-bellied Pipit)
背中の縦線が目立たず、首がlarg dark patchがあります。
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ビンズイ(Olive-backed Pipt)
夏の高山で出会える鳥というイメージがあり、よりポピュラーな感じがします。特徴としては耳羽後方の淡色斑の下に暗色斑があります。タヒバリやムネアカタヒバリとは地鳴きも違うのですがそれはわかりませんでした。
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いきなり近くの電線に止まりました。700mmレンズでノートリです。
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タヒバリ類(Pipit)は昨年、おなじ場所でマミジロタヒバリを見かけました。また、ヨーロッパビンズイはいまだ見たことがありません。この種は識別が難しいのですが、なるべく多くの個体を見て識別感をつけるしかなさそうです。




 
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by harada5550 | 2011-10-14 23:50