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秋の渡りの野鳥―7(ミヤマホオジロ、カシラダカ、タゲリ、オジロビタキ、ジョウビタキ)
 11月初旬の日本海沖の島は気温が高く、冬鳥に期待しましたが、マヒワやベニヒワは一羽もいませんでした。その代わり圧倒的に多かったのがただのツグミ、そしてよく目に付いてのはジョウビタキとカシラダカ、そしてミヤマホオジロでした。いずれも関東では冬鳥ですが日本海の沖合いの島ですので、渡りの途中と思われます。その他、オジロビタキやルリビタキ程度で島は閑散としていました。同行のBIRDER氏と3日で51種類という結果に終わりました。
(撮影日:2011年11月3~5日)

ミヤマホオジロ(Yellow-thoated Bunting)
ミヤマホオジロは北東アジアで棲息、繁殖しますので欧米では珍しい鳥です。東部の黄色と黒のコントラストが綺麗で好きな野鳥です。
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カシラダカ(Rustic Bunting)
英名のRusicとは「地味な」とか「田舎の」という意味です。同じように冠羽のあるミヤマホオジロと比較すると地味な感じがします。
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オジロビタキ(Taiga Flycatcher)
オジロビタキは日本の図鑑ではニシオジロビタキ(Red-brested Flycatcher)が載っていることが多いのですが、逆に日本で見られるのは本種のTaiga Flycatcherが多いと思います。私も何度か見ていますが、すべてこのTaiga Flycatcherだと思います。枝被りで条件が悪い中の撮影でした。
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タゲリ(Lapwing)  
海上を9羽が飛んでいました。タゲリはヨーロッパからアジアまで広範囲に分布しています。湘南地方では冬の渡り鳥タゲリの越冬地である田んぼを保護するために、農家と協力して「湘南タゲリ米」という米を販売しています。かつては多く飛来しましたが、ここ数年は10羽程度しか訪れなくなりました。
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ジョウビタキ(Duarian Redstart)
メジャーな冬鳥、ジョウビタキです。我が家でも堆肥をまいた花壇にやってきます。北東アジア地方のみに棲息します。
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11月も下旬になるとこの島では民宿が休業します。この時期から来年の春の渡りまでの冬の時期はBIRDERも減ります。
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by harada5550 | 2011-11-19 21:40
秋の渡りの野鳥―6(ヤマヒバリ)
 日本海側の島嶼において、ヤマヒバリは秋の渡りの定番だそうです。今年も例年通り通過しており私も今回、出会うことができました。
 ヤマヒバリ(Siberian Accentor)はイワヒバリ(Alpine Accentor)カヤクグリ(Jananese Accentor)と同種のスズメ目イワヒバリ科だそうです。カヤクグリは夏の高山で比較的見られますし冬は関東地方の平地でも見られ、私にもなじみのある鳥です。イワヒバリはカヤクグリと比較して夏の高山でも見る機会が少なく私は南アルプスの北岳の頂上付近のお花畑と北アルプスの槍ヶ岳の雪渓で見かけた程度です。もちろん本格的な登山なので望遠レンズなど重くて持っていけない場所です。
 対してヤマヒバリは渡りの鳥という印象で、カヤクグリやイワヒバリのように高山で出会うというようなイメージはありません。
(撮影日:2011年11月3日~5日)

ヤマヒバリ(Siberian Accentor)
 カヤクグリやイワヒバリと比較すると体色も特徴的です。棲息地域も違います。他の鳥とも見間違うことはないと思います。英名のとおり夏はシベリアで繁殖し、冬は中国中央部で越冬します。今回は2羽確認できましたが、その他の個体もいたようです。写真の個体は藪の中で採餌しており、なかなか姿を現しません。しばらく待って待ち飽きたころにひょっこり木に登ってくれました。
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藪の中からコンクリート道路に出てきました。どうやら虫を採餌しに出てきたようです。
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藪の中に入っているか上に出てくると空抜けバックです。
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 今回、島には3日間おりました。ヤマヒバリはその間、ずっと居てくれました。ただし、待っても待っても藪の中。やっと出てき高と思うと草被り。全身をあらわすと曇天バックの空抜け。という何とも難しい鳥撮りになってしまいました。緑に草地で撮られた写真を見る機会がありましたが、次回はそういうところで撮りたいです。
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by harada5550 | 2011-11-13 19:11
秋の渡りの野鳥―5(カラフトムシクイ、キマユムシクイ)
 11月には入り、晩秋というのに暖かい日が続いています。どうも今年は気候が変な気がします。
 10月に引き続き日本海沖の渡り鳥ポイントへ行ってきました。この時期は例年であれば冬鳥がはいり、冬鳥と渡りの両方が楽しめるはずですが、まだまだ冬鳥の季節には程遠く、ベニヒワやマヒワなどは皆無でアトリ程度しかいません。しかもいまだにノビタキがいました。10月にいたタヒバリ類、ヒバリはほとんど見られなくなりました。かわりに多かったのはツグミ、ジョウビタキ、カシラダカ、ミヤマホウジロなど。冬鳥といえばその程度。それもそのはず、気温は20度以上まであがり寒気は入ってきていません。
 11月にはいり、ムシクイ類はカラフトムシクイが2羽確認できました。合計5羽いるという人もいましたが不明です。カラフトムシクイはここ数年、関東でも見られて盛り上がりましたが、私は見られず、昨年の春に天売島で見て以来です。その他、キマユムシクイも鳴いていました。


カラフトムシクイ(Palla's Leaf Warbler) 
日本で見られるムシクイの中では最小です。とにかくすばしこいという印象で天売島でも、多くの個体がいましたが、撮れたのは1カットのみでした。明確な眉斑と頭央線、2つの翼帯、眉斑が額でつながる。全体的に小さく丸っこく見える。鳴き声などが識別ポイントです。(撮影日:2011年11月5日)
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キマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)
キマユムシクイはこれまでも何度か見ています。大きさはカラフトムシクイに近く、2つの翼帯も似ていますが、頭央線があるのですが不明瞭です。眉斑は額でつながりません。鳴き声はよくわかります。(撮影日:2011年10月8日)
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カラフトムシクイとキマユムシクイの違いを中心に載せましたが、自分にとってムシクイ類の識別は難しくセンダイ、メボソぐらいはいいですが、ほかの種類となると撮った写真をじっくり図鑑で調べても識別できません。これももっともっと見て経験を積むしかなさそうです。
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by harada5550 | 2011-11-06 15:11