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 宮古島 大野山林にてキンバト
d0099854_62607.jpg キンバトは早朝のみならず、昼間の明るいうちに道端で見かけることも多いということで大野山林のなかをポイントも決めずに歩いて探してみました。当然、ゆっくり抜き足差し足で、出会っても飛ばさないように静かに歩きます。特に先方が見通せないカーブのようなところがチャンスです。ところがサンコウチョウとアカショウビンは声も姿もよく見かけるのですが、キンバトには出会えません。ハトがいるな、これはチャンスと思って双眼鏡で見るとキジバト(亜種リュウキュウキジバト)でしす。そうこうして森のなかを進んでいき、あるカーブを曲がったときに、何かエメラルド色のものが横切って飛んでいくのが見えました。初めてキンバトを見ました。キンバトは緑の羽を広げたそれは美しい鳥でした。キンバトの飛んでいった方向に向かい静かに歩いていくと、遠くの藪の中に何かいます。はじめはオオクイナかと思いましたが、ついにキンバトを見つけました。

 (大野山林にて:撮影日2012年6月24日)

 キンバト(Emerald Dove)
今回は遠くの藪の中の証拠写真しか撮れませんでした。
 英名はEmerald Doveという綺麗なハトです。オオクイナ同様先島諸島の宮古島以南で留鳥として棲息します。
 驚くことに国の天然記念物で絶滅危惧ⅠB類です。






 キンバト成鳥オス 昼間でも暗い藪の中でつらい撮影になりました。
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 撮れたのは2カットのみです。この後、キンバトは藪の中に消えてしまいました。その後もう一回見られましたが写真は取れませんでした。ここで時間切れです。
 キンバトは本当に綺麗な鳥でした。今回は条件が悪く悔いが残ります。次回の出会いのときはもっと綺麗に撮ってあげたいと思います。
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by harada5550 | 2012-06-29 00:32
 宮古島 大野山林にてオオクイナ
d0099854_2347960.jpg 沖縄地方の梅雨が空けたその日に宮古島に行ってきました。先週はその琉球列島、先島諸島を台風が通過し、天気が心配でしたが天気予報はよいほうにはずれました。
 宮古島は初めて訪れます。ここ2年連続でこの時期、北海道へ探鳥しに行きましたが、今年は思い切って南を選びました。目的はリュウキュウアカショウビン、リュウキュウサンコウチョウなどの夏鳥とこの時期ならではのアジサシ類にオオクイナ、キンバト、ミフウズラ、ムラサキサギなどの宮古島の留鳥との出会いです。 


 
 オオクイナ(Staty-legged Crake)
 大野山林の水場にて、早朝夜明け前からブラインドシートをかぶり、誰もいないポイントで静かに待ちました。周囲では「コホッ、コホッ」というリュウキュウコノハズクの声や、ズアカアオバトの声が聞こえます。そちらも気になるのですが、ますはオオクイナの出現を待ちました。まだ、暗いうちに最初に来たのがリュウキュウサンコウチョウ、続いてアカショウビンです。その後もこの2種はよく来ました。一方オオクイナはなかなか出現しません。そうこうしていると遠くの地面に何かいます。オオクイナの若鳥でした。このときはまだまだ暗くて写真は無理です。オオクイナ若鳥はブラインドの私には気がついていないのか、こちらが緊張するほど間近をとおり、藪の中に消えていきました。
 次に出てきたのは成鳥のオオクイナでした。森林性のイクナで水田や沼地には生息しないそうです。日本では宮古島が北限となっているそうです。成鳥も若鳥同様すぐ近くまで寄ってきました。
(大野山林にて 撮影日:2012年6月23日)




オオクイナ成鳥 この水場ではよく水浴びをしていました。
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オオクイナ成鳥 自然のお立ち台(?)でしょうか。いいところにとまってくれました。
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オオクイナ若鳥 腹部の縞模様はわかりますが全体的に褐色がかっています。
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近づいてきたオオクイナ成鳥 ブラインドの中の私のほうが緊張しました。
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オオクイナはレッドデータブックで2006年12月に絶滅危惧Ⅱ類から、ⅠB類に変更(格上げ)されています。ⅠB類とは「過去あるいは今後10年で50%以上の減少が予想されるもの」だそうです。宮古島など先島諸島では留鳥で、探せば見られる程度には棲息しますが、心配にはなります。
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by harada5550 | 2012-06-28 23:29
河口にてハシブトアジサシ
 先週、湘南の河口にて珍しいハシブトアジサシが飛来しているということで用事の合間をぬって出かけてきました。ハシブトアジサシは日本ではまれな旅鳥として観察されますが、夏羽から冬羽に換羽中に観察されたものや冬羽の観察例が多いのですが、今回は季節的にも、姿かたちも夏羽で貴重なものだそうです。
 早朝、ポイントについて探してみると、コアジサシと比較すると大きく、飛び方も明らかに異なるハシブトアジサシをすぐに発見することができました。はじめハシブトアジサシはウミネコの群れと行動をともにしていましたが、飛び立つとコアジサシのコロニーで羽を休めたいらしく、降りようとしますがそのたびにコアジサシに追い払われます。結局ウミネコの群れの中でゆっくり休んでいました。

 ハシブトアジサシ(Gull-billed Tern)
一見、タダアジサシですが、嘴が明らかに太く足が長いです。飛翔時には凹尾の切れ込みがそれほど深くないのがわかります。
(酒匂川河口にて 撮影日:2012年6月10日)
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この日は2羽確認できました。
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梅雨の晴れ間の中をゆっくりと羽ばたいていました。
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ここの河口は、もともとコアジサシのコロニーがあったところですが、数年前の豪雨で大きな被害を受けましたが今年はコアジサシも戻っていました。珍しいハシブトアジサシにも会えて楽しい時間をすごせました。
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by harada5550 | 2012-06-18 23:39