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天売島にてウトウ
 天売島はウトウの繁殖地として有名です。その数実に60万羽。島の人口は378人(2011年6月11日現在)ということですので、主な島民は完全にウトウという事になります。
 ウトウはちょうど今が子育ての時期です。ウトウは例年4月ごろ卵を1個だけうんで、雛がかえる6月から育てます。日没後に1日1回、餌を巣穴に運びます。7月に入ると巣立ちが始まり、8月初旬までに大部分が天売島から沖合に姿を消してしまうそうです。
 昨年訪れた5月中旬はまだ、雛がかえる前で親鳥が餌をくわえて帰巣することはありませんでした。今年はそれも意識して6月に行きました。この時期の餌はマイワシです。魚が大きいいため、イカナゴをくわえてくるときのように多くはもってかえってきません。この日は霧が濃く立ち込める日。この日の夕暮れ時の帰巣ポイントは雨が降りそうで暗い上に視界も悪く、コンディションとしては最悪!と思っておりました。ところがこのような日がウトウは魚もなかなか取れずに一度に戻ってくる絶好の状態とのガイド氏の言葉を信じて向かいました。そのことばとおりウトウの群れは束になって帰巣してきました。あまりの多さにビックリ。集団の羽音が台風の風音のように感じられました。巣の周りにはウトウの餌を横取りしようとするウミネコが待っています。ウミネコに追われてせっかくの餌を奪われてしまうものもおりましたが、多くは何とか逃げ延びてうまく巣穴にはいります。このすさまじい光景は決して写真でもビデオでも表現できないと思います。その場に居合わせないとこの数の迫力を感じることはできないでしょう。
(※ストロボ撮影は自主的判断にゆだねるいうことで禁止はされていません)

ウトウ帰巣時 繁殖期には独特の突起物がくちばしにでき、また目の後ろとあごに白い飾り羽ができます。くわえているのはマイワシです。
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ウトウ 昼間の海上にて
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手前の1羽がもぐったところに面白い水の軌跡ができました。
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海上を飛ぶウトウ
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ウトウウォッチングツアーは午後7時から8時までの一時間です。それ以上遅くなると道路がウトウだらけになってしまい、帰れなくなってしまうそうです。かつてはウミガラスも数多く繁殖していたそうですが、今多く繁殖しているのはウトウとウミネコだそうです。ウミネコも数を減らしているそうですが、ウトウは減らずにいるそうです。ガイドし曰く、「そのうちウトウが減って、なにかが増えるかもしれない」そうです。ウミガラスのようにはなって欲しくないですね。
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by harada5550 | 2011-07-03 20:50
天売島にて-8(ウトウ)
 5月に訪れた天売島特集も今回が最後です。
 天売島といえばやっぱりウトウです。3月から4月にかけて、銚子沖や城ヶ島で見かけたウトウも北海道にまで上がってきていると思います。天売島はウトウの最大の繁殖地で60万羽以上がいるとのことです。5月中旬では卵を温めている時期で、ヒナがかえっておらず、あのイカナゴをクチバシいっぱいに運んでくる親鳥は見られません。ただし、夕暮れ時に次々と帰巣してくる多数のウトウは迫力ありました。オスとメスは一日毎に卵を温めるのを交代するそうです。夜明け前には巣で卵を温めていた方が出かけていき、夕暮れ時に帰ってきて交代するそうです。
 ちょうど今頃は親鳥がキビナゴをくわえて帰ってくる時期です。今年ももう一度、チャレンジしようかと思いましたが、先立つものがなく来年以降に期待します。

ウトウ 日没とともに帰巣してきます。ウトウの前にある穴が巣です。
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ウトウ 巣に入っていきます。
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ウトウ 近すぎです。レンズはちなみに200mmズームで70mmぐらいです。
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ウトウ なおストロボ撮影は、各位の良識にまかせて・・・ということになっております。
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ウトウ 昼間はフェリー航路でよく見かけました。銚子沖でもよく見かけましたので懐かしい雰囲気です。
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d0099854_228016.jpg 5月の天売島行きは渡りの小鳥と海鳥の両方を楽しめる欲張りな鳥見になりました。特に最後の最後にあのまっ黄色なコウライウグイスを見ることができ、贅沢なおまけもつきました。本当は粘って写真を撮りたかったのですが、フェリーの出港時間が迫りあきらめました。
 今回は海が荒れて観光船が出航せず、ケイマフリやウミガラスが間近に見られなかったことが残念でしたが、それまでできたらできすぎです。滞在時間44時間、2泊3日でしたが65種類の野鳥を観察することができました。
 次回天売島を訪れるときは、海鳥狙いでちょうど今頃、6月下旬の海鳥のベストシーズンを狙いたいと思います。
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by harada5550 | 2010-06-26 21:58
海鳥ウォッチング-1
 先週末にもう一度、イルカ観光船に乗って海鳥ウォッチングに行ってきました。前回は海が荒れて途中で引き返してきたことは書きましたが、今回は4時間ほど海鳥ウォッチングができました。ただ、今回もうねりがあって足に力をいれつづけていためかかなり疲れてしまいました。
 さて、肝心の海鳥ですが、まず、かなりの数のハイイロヒレアシシギがはいってきており、港の中や外洋や各所で見かけることができました。出港すると定番のウミウ、ヒメウ、ウミスズメ、ウトウが見かけられ、外洋に出ると多くのミズナギドリ類やトウゾクカモメが確認できました。クロアシアホウドリもいたそうですが、私は確認できませんでした。

ハイイロヒレアシシギ 昨年は夏羽でしたが今年はまだ、なりかけです。
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この漁港には14羽がいました。また、他の各所で見られたので相当数が飛来していると思います。
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洋上のハイイロヒレアシシギ かなり沖合いで船上から確認できました。
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ウミウ 飛び出し
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ウトウ 割と港の近くで見られます。
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オオミズナギドリ 海に浮かんでいるのもいいですね。
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でも飛んでいるほうが・・・
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 他にもミズナギドリの仲間が数多く見られました。それは次回のブログで載せさせていただきます。
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by harada5550 | 2010-04-22 23:40
休耕田にてオオハシシギ 海洋にてオオミズナギドリ、他
 週末のこの日は休耕田のシギチをみて、その後に海岸に向かい船に乗り海鳥を見るというバリエーションに富んだ鳥見に挑戦しました。
 まず、訪れた休耕田ですが、エリマキシギ、ツルシギに期待したのですが、すでに抜けてしまったのか見つかりません。その代わり、牛舎前の休耕田にはオオハシシギとハマシギがいました。オオハシシギは比較的めずらしい鳥で初見です。この日は5羽がいて、夏羽と冬羽が混じっていました。夏羽は他のシギチと同様に全体的に赤みがかって綺麗です。同じ場所にはハマシギもいましたがこちらも夏羽になりかけていました。

オオハシシギ この写真では2羽の夏羽がいます。
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オオハシシギ 羽を広げたのは冬羽です。
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クチバシが長く特徴がよく出でいます。
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伸びをしたのは夏羽
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ハマシギ こちらも少し色がついています。
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タヒバリ 遠くの花の中にいました。
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 続いてこの日は海鳥を見ようと船に乗ろうと港に向いました。運がよければコアホウドリに期待です。天気は晴れていないものの風も無く穏やかで海上も凪いでいるだろうと期待しましたが大きくはずれました。港から出るといきなり大きく揺れてとても鳥見どころではありません。結局出港後20分程度で引き返すことになりました。
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沖合いにてオオミズナギドリ 海は大きくうねっていました。
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ウトウ この時期は本州まで南下しています。舳倉島航路で見かけて以来です。
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ウミスズメ 群れになって飛んでいます・・・ うねりが強くて撮るのが大変です。
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 私はこの船に乗るのは初めてで、最初から大きく揺れましたが「こんなものか・・・」ぐらいに思っていました。ところが、同行のベテランバーダー氏曰く「コンなんじゃ無理。引き返すと思った」そうです。それでも定番のオオミズナギドリとウトウ、ウミスズメが見られて海鳥ウォッチングの片鱗が感じられました。次回はいい条件を狙って沖合いに出てみたいですね。
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by harada5550 | 2010-04-11 18:31