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ユルリ島、モユルリ島沖にてエトピリカ
d0099854_19225033.jpg まとまった休暇が取れたため、6月の天売島に続き7月も北海道に行ってきました。今回の目的はこの時期の北海道の野鳥を撮ることです。
 具体的には海鳥ではエトピリカ、ほかにシマフクロウ、シマアオジ、ギンザンマシコの4種の撮影です。草原の鳥のピークは6月なのでやや遅くベストシーズンとはいえない時期ですが、楽しむことができました。


 まずは、海鳥のエトピリカです。主な繁殖地は千島列島からアリューシャン諸島にかけてとベーリング海で日本では根室付近のユルリ島、モユルリ島付近で少数が繁殖しています。両島とも入島は禁止されており、船上からの観察になります。この日は寒く気温は12℃。海上の波は1.5mでやや高く、風も予想されるため7月なのにダウンジャケットと雨具を着込み、船に乗り込みました。
 港ではオオセグロカモメが営巣しており、盛んに巣材を運んでいました。港からポイントまで30分程度かかります。この日は、「野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファー」のT.G氏と一緒になり、楽しく談笑しながらポイントに向かいます。その間にフルマカモメ(暗色、白色)トウゾクカモメ、ウトウ、ケイマフリ、ウミウ、オオセグロカモメが確認できました。ユルリ・モユルリ島沖に来るといきなりエトピリカが船の前から後ろに飛んで行きました。ここで停船です。海は白波も立ち小さな漁船は揺れて、何かに掴まらずに立っているのは厳しい状態です。しかも霧が出てきて島影も見えません。待つこと数分。舳船に対して2時の方向、距離約50mエトピリカを発見。撮影は厳しくすぐに潜ってしまいました。一度潜ると5分ぐらい出てきません。すると船尾の7時の方向で浮上。すぐに潜行。この後3回浮上しましたが、最至近距離で30m強。エトピリカは出るものの条件はよくありませんでした。




エトピリカ(Tufted Puffin)
大型のウミスズメ類です。アイヌ語で「エト」は「くちばし」、「ピリカ」は「美しい」という意味です。(「日本の野鳥590」から引用)絶滅危惧ⅠA類。
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成長夏羽では目の上から後ろに黄白色の美しい飾り羽が垂れ下ります。
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ケイマフリ(Spectacled Guilemot)
天売島のほかユルリ・モユルリ島でも繁殖していて、エトピリカよりこちらの方が多かったです。
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結局この日は4回見られて終了。何とか観察できましたが、できればもう少し近くで、も少し回数も多く、海も穏やかで霧も晴れて欲しかったです。T・G氏も悔しがっていました。帰りにはコアホウドリ、ヒメウ、ウミウのコロニーである岩というか島を見ていきます。はじめてのエトピリカはやっぱり手強かったですね。機会があればそのうちもう一度訪れてみたいと思います。
(撮影日:2011年7月15日)
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by harada5550 | 2011-07-17 08:38
天売島の入り江にて(ケイマフリ)
 天売島のボートでの探鳥の目的は、入り江でのケイマフリの撮影でした。昨年はフェリーから見たのと陸路の海鳥展望台から見ただけでしたが遠かったです。やっぱり夏羽の全体は黒くて目の周りだけ白く、さらに赤い足のかわいいケイマフリを間近で見たいものです。今年は最短距離にして10m以下だと思いますが、間近で見ることができました。
 このケイマフリも絶滅危惧種です。ウミガラスよりは多いですが天売島の個体数は300羽程度だそうです。「ケイマフリの楽園」ともいうべき入り江でのんびり暮らしていました。ここは観光船が休止され、いまでは寺沢氏のチャーターボートでしか行けません。ボートでできるだけ静かに、そして体の体制を低くし、なるべく動かずに接近すると、ケイマフリは安心して逃げませんでした。

ケイマフリ ツガイなのか仲よさそうにしていました。
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写真が前後しますが一羽が海から岩に上ってきました。
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天売島の断崖に巣がありました。その下の入り江は、まさに「ケイマフリの楽園」でした。
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海の上を駆けての飛び出しがどこかユーモラスです。
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岩の上では鳴き交わすケイマフリ
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ケイマフリは、ベストシーズンでした。日本では北海道では留鳥で天売島は代表的は繁殖地です。本州中部程度まで冬鳥として南下します。冬鳥タイプの体下面が白くなるのもシックでいいですが、やっぱり全身が黒い夏羽タイプが私は好きです。
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by harada5550 | 2011-06-25 23:11
天売島にて海鳥と春の渡り-1
d0099854_04618.jpg GWの次の週末、北海道の天売島に行ってきました。例年ですとこの時期は渡りの鳥を求めて舳倉島に行くのですが、今年は渡りの鳥に加えて海鳥を見るために天売島まで遠出です。
 初めて訪れた天売島は60万羽のウトウの繁殖地、赤い足の愛くるしいケイマフリの繁殖地、さらには渡り鳥の休憩地であり、期待を裏切らないエキサイティングな島でした。ただ、波の状態が悪くて、メインとしていた観光船による海鳥ウォッチングはできず、オロロンと呼ばれるウミガラスも見られませんでしたが、羽幌から天売島までの行き帰りのフェリーでケイマフリ、ウトウ、オオハムは見ることができました。
 これから数回にわたり天売島で見られた野鳥を掲載します。


ケイマフリ 今回の目的がこの鳥です。羽幌から天売島までにフェリーで早くもお出ましです。
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ケイマフリ ウミスズメ科の鳥です。夏羽では全身ほとんど黒く、目の周りが白くなります。
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ケイマフリ 海面を駆けての飛び出しです。
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赤い足が特徴です。
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夏羽では全身ほとんど黒く、目の周りが白くなります。
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陸上の崖の上から俯瞰した8羽のケイマフリ。本当は観光船から間近に見る予定でした。
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オオハム夏羽 これもフェリーにて対面です。先日、銚子沖で見ましたが再会です。
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オオハム 海面を駆けての飛び出しです。
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オオハム 初めはシロエリオオハムと判断しましたが、下尾筒基部に黒褐色の帯がないのでオオハムとし、改めます。
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フェリーに近づきすぎてあわてて飛び出すオオハム
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 いままでの写真はすべて往きのフェリーで撮った写真です。ケイマフリ、オオハムと今回の目的の鳥が早くも見ることができました。
 さて、島についてから観光船にて更なる接近戦か。と思いきや海の状態が悪くて3日間とも欠航してしまいました。6月になると海も穏やかになって、ぐっと条件がよくなるそうで、海鳥ウォッチングとしては少し早かったみたいです。
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by harada5550 | 2010-05-20 23:50