タグ:シジュウカラガン ( 2 ) タグの人気記事
 伊豆沼にてマガン、シジュウカラガン
d0099854_18203986.jpg めっきり寒くなってきました。季節は秋を通り越して一気に冬の様相です。ガン・カモ類も続々と渡ってきました。
 ガンの飛来地で有名な伊豆沼では毎年5万羽ほどのマガンがシベリアから渡って来ます。夏にシベリアですごし、子育てを行い9月ごろから北海道の宮島沼、ウトナイ湖に立ち寄りこの伊豆沼にやってくるそうです。伊豆沼のマガンは夜明けとともにねぐらである沼から飛び立ち、日中は沼周辺の田圃で落穂をついばみます。前々からその夜明けの飛び立ちが見たいと思っていたのですが、今回出かけてきました。前日の10時ごろに自宅を出発したのですが、思いのほか遠く、現地についたのは夜明け前6時ぎりぎりになってしまいました。伊豆沼ではすでにマガンたちが鳴き出し一部はすでに飛び初めていました、逸る気持ちを抑えながらカメラを準備し撮影ポイントへ向かいました。
(撮影日:2012年11月3日)



 マガン(White-Fronted Goose) 

 日本では伊豆沼のほか、片野鴨池、琵琶湖、宍道湖に渡って来ますが、8割は伊豆沼だそうです。マガンの生息域はシベリアから北ヨーロッパ、アラスカ、グリーンランドに渡り、それぞれ冬になると南に渡ります。




 日の出直前。マガンがシルエットになります。
d0099854_18532558.jpg


 太陽が昇ってきました。
d0099854_18542311.jpg
d0099854_18543499.jpg


 マガンが沼から飛び立ちます。

d0099854_18555972.jpg
d0099854_18563620.jpg

d0099854_18575258.jpg

d0099854_18595285.jpg


 餌場の田圃に着地します。
d0099854_1981580.jpg


 嘴基部の白い部分が小さいのは若鳥です。マガンの中でもカリガネのように細い黄色のアイリングがあるものもいますので注意が必要です。
d0099854_1985217.jpg


 シジュウカラガン(Cackling Goose)

 シジュウカラガンを探すのも今回の目的でした。運よく4羽のシジュウカラガンを確認できました。かつて多くのシジュウカラガンが日本に渡ってきましたが、一時は絶滅の危機を迎えましたが近年のロシアの保護活動により回復してきました。それらが伊豆沼に渡って来ます。
一部の図鑑で英名:Canada Gooseになっていましたが、富士五湖に籠脱けとして棲息するカナダガンと区別するため、学名:Branta hutchinsiiであるCackling Gooseとしました。近年までカナダガンの11亜種のひとつとされてきたそうですが、11亜種のうちシジュウカラガンを含む小型グループの4亜種がが別種に分類されたそうです。

d0099854_19271868.jpg
d0099854_19265849.jpg


 今回の伊豆沼行きは雪が降る前に日帰りという強行軍でした。その他ヒシクイやオオハクチョウを見ることができました。珍しいカリガネやサガツラガンは探せませんでしたが無理してでも行った価値のあるすばらしい場所でした。
[PR]
by harada5550 | 2012-11-23 18:12
シジュウカラガン
 今週は神奈川ではじめて見られた迷鳥のシジュウカラガンです。連日、大勢のBIRDERやカメラマンで賑わっています。幸いなことにシジュウカラガンはお構いなしのマイペース。訪れる人々やすぐ近くの釣り人も気にしないで餌をついばみ、時より対岸に渡り、また、目の前に戻ってきます。
 さて、そのシジュウカラガン。日本では絶滅危惧種ⅠA類に指定され、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」(生物多様性情報システム(J-IBIS:Japan Integrated Biodiversity Information Systemから)だそうです。この絶滅危惧種ⅠA類に指定されているのは、例えばチゴモズ、ヘラシギ、コウノトリ、シマフクロウなどがあり、この上のランクはなんと「野生絶滅」であるトキになってしまいます。 1935年頃までは、千葉県、埼玉県、宮城県などに定期的に渡来する個体群が知られていましたが、越冬地での狩猟による捕獲と、1900年代から繁殖地の島々で行われた毛皮を得るためのキツネ類の養殖によって大きな影響を受けたものと考えられており、現在では、日本への渡来記録はほぼなくなっているそうです。一方、米国では、人工増殖の結果1996年度には24,000羽にまで増加したととのことです。(生物多様性情報システムから)
 地球温暖化や環境破壊などで日本で越冬しているガンは急速に減っているそうです。先週はオオヒシクイを撮りに行きましたが、地元の自治体自らが保護に乗り出し、BIRDERやカメラマンの立入りを規制していました。その結果、土手の上から距離にして2、300メートル先の田圃の落穂を食べているオオヒシクイしか撮れませんでしたが、あたたかく見守られているため安心して帰宅できました。
 今回のシジュウカラガン、人に慣れてきてみんなを楽しませてくれるのはいいのですが、野性のままで時期がきたら無事繁殖地に戻って行って欲しいですね。

シジュウカラガン 陸上で堂々と歩きます。
d0099854_21471942.jpg

シジュウカラガン 水上でも堂々としています。
d0099854_21482097.jpg

飛びモノをねらいましたが・・・
d0099854_2149649.jpg

すぐ着水
d0099854_21493739.jpg

またまた飛ぶぞ!
d0099854_21503557.jpg

すぐ向きが変わってやっぱり失速
d0099854_21511090.jpg

結局水浴びのみで、後は羽を広げて天日干しでした。
d0099854_21524310.jpg

タイタニックポーズ?(直感的に思っただけですが)も披露してくれました。
d0099854_21551576.jpg


 
[PR]
by harada5550 | 2007-12-02 21:58