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秋の舳倉島にて-2 (チャキンチョウsp 他)
 今回の舳倉島ではチャキンチョウsp(種:Species)を撮れたことも大きな収穫でした。篭脱けの例もありますが、日本だと非常にまれな鳥だと思います。大型のホオジロ類でメスもしくは冬羽はズグロチャキンチョウかチャキンチョウか識別は困難を極めます。図鑑など参考文献調査や今回、同行のベテランBIRDER氏や海鳥EXPERT氏とも議論を重ねた結果、私なりに推定ズグロチャキンチョウではないかということにします。識別ポイントは肩から上背が薄い赤茶色であること(チャキンチョウは薄い黄緑色)。嘴が大きくやや湾曲していること(チャキンチョウは直線的)、頭頂の縦斑がやや鮮明なこと(チャキンチョウは不鮮明)等です。(Colliins BIRD GUIDEから) 本来の生息地は繁殖地のカスピ海沿岸からギリシャにかけてと越冬地のインド方面ですが、舳倉島でも近年観察されており「ロシア・沿海州付近に繁殖地をつくった個体群が、日本海を北から南へ渡る際、舳倉島を経過地にしているのではないかと推測する。」(2008年10月6日の北國新聞社記事より)ということです。
 同日撮りましたがコホオアカもホオジロの仲間です。一緒に掲載します。

チャキンチョウsp 情報を聞いて探しましたが、マヒワの群れの中に少し大きいのがいると思ったら「それ」でした。
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飛び出しです。下尾筒のかなり黄色いのがよくわかります。
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静かに待っていると目の前8mぐらいの草に止まってこちらを見ていました。
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同じ場所のトリミングです。やや湾曲した嘴、縦斑のある頭頂、ズグロチャキンチョウの特長がでています。
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草がかぶっています。この写真だと腹から尻にかけての黄色が目立ちません。
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コホオアカ 過去にも舳倉島や天売島などで観察しています。この個体は頭の赤みが綺麗で夏羽に近いと思われます。
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舳倉島ではこの時期、ツメナガホオジロやシラガホウジロがかなりの確率で見られるそうです。今年は見られませんでしたが、代わりにチャキンチョウspを見ることができ少し得した気分になりました。
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by harada5550 | 2010-10-16 21:36