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休耕田の水鳥たち(チュウジシギ、タマシギ、トウネン、ムナグロ、クサシギ)
 もう9月半ばというのにまだまだ、暑い日が続きます。例年であれば秋のシギチの渡りの最盛期とでもいえましょう。ところが今年は東北大震災の減反政策の影響か、休耕田が少なくシギチ探しに苦労します。いつもは休耕田である田圃がほとんど作付けされています。このところ週末を使ってシギチ探しをしましたが、なかなか出会えません。台風も関東を避けてしまって置き土産にも会えませんでした。湘南の田圃にはハジロクロハラアジサシが迷い込んでいたそうですが運悪く抜けてしまいました。そんな中、県内を中心に出会えたシギチたちを載せさせて頂きます。
(撮影日:2011年9月3~11日)


チュウジシギ(Swinhoe's Snipe)
 ジシギ類の見分けは実に難解です。時に大きさも形もタシギに酷似しています。
同行のベテランバーダー氏によると
①飛んだとき次列風切先端に白線があればタシギ。無ければチュウジシギか。今回はないのでチュウジシギ。
②嘴の長さと頭の大きさとの比較から、嘴がタシギのように長くないのでチュウジシギ。
③体色がオオジシギのような薄い色味でなく濃く感じられることからチュウジシギの可能性大。
④一番確実なのは尾羽の確認ですが、忍耐と辛抱が必要で今回は確認できませんでした。
以上より推定チュウジシギとします。すでに刈り取りが済んだ田圃に数羽の群れでいました。
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少しはなれたな場所の別の個体。同じようなポーズです。
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タマシギ(Greater Painted Snipe)
 今年も出会うことができました。しかも4羽の雛を連れて。一妻多夫でオスが子育てしています。今回は悠々と田圃の真ん中を渡っていきました。
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日中はなかなか出てきません。雛が顔を出しました。オスが後ろで見守っています。
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しばらくするといきなり、田圃を親子で渡り始めました。
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トウネン(Red-necked Stinct)
 海辺で見かける小さなトウネンも内陸の休耕田で見かけると思いのほか大きく見えてしまいます。静かにカメラを構えていると近くに寄ってきます。
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この日は3羽が確認できました。
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ムナグロ(Pacific Golden Plover)
 ムナグロは毎年、ここの畑で見かけます。この日は9羽の群れでした。
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奥にはサギの群れがいました。
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クサシギ(Green Sandpiper)
 平凡と思われるクサシギも、順光でキレイに撮れました。
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シギチめぐりは噂を聞きつけて行くのではなく、去年の今頃は「何々」がいたので今年も行ってみよう。などと思って期待していくと思わぬ出会いがあったりします。それが面白いのですが、今年は例年のいつもの休耕田がありません。行ってみると作付けされていたり、ひどい時には宅地になっていたりします。毎年新しいポイントを見つけていくしかなさそうです。


 
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by harada5550 | 2011-09-13 22:56