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 宮古島 畑地にてミフウズラ他
d0099854_994452.jpg 宮古島の目的の一つがミフウズラを探すことでした。宮古島のサトウキビ畑はすべてがポイントです。まずは比較的よく見られるという上野地区でさがしてみることにしました。ところが日中だったためかミフウズラの気配はありません。よく見られるのはセッカ、スズメ、リュウキュウキジバト、次にツバメチドリ、シロハラクイナ、イソヒヨドリ。時間がないので他に行こうと思った矢先にミフウズラのヒナが車の前を横切り、サトウキビの影にいます。カメラを構えるヒマも無いため双眼鏡で見ていましたが、すぐに奥に隠れてしまいました。
 翌日は早朝から探すことにしました。ミウフズラはこの時期、サシバがいないため夜明けごろから行動開始し開けたところにも出てきます。また、道路を横切り姿も見かけるということです。車で宿から上野地区に向かう途中、シロハラクイナが道路を横切っていましたが、それから数百メートル先の道端で親鳥とヒナと思われるミフウズラを発見。すぐにサトウキビ畑に入ってしまいましたが、まず見ることができました。その後、上野地区のサトウキビ畑を車でゆっくり探索。昨日、ヒナを見つけた場所付近に行くとセッカが畑に降りていました。日中セッカは飛んでおりますが、早朝は畑に降りていることが多いようです。双眼鏡で畑に降りているセッカを覗いてみるとなんと、その視界の中にミフウズラの夫婦が入っていました。カメラは構えられません。見ているとすぐに畑に作物の下にもぐりこんでしまいました。
 その後、しばらく待ってみましたが出てきませんでした。いままで3回も見かけているのに一度も写真に撮れていないのは非常に残念です。朝食の時間も迫り、あきらめて帰路につくことにしました。車を発進させて、数メートル先の農道の角を曲がると、そこにオスのミフウズラが出ているではありませんか。できるだけ静かにかつ迅速にカメラを構えミフウズラをそっと撮りました。
(撮影日:2012年6月23、24日)

 ミフウズラ(Barred Buttonquail)
南西諸島の留鳥です。大きさは14cmでかなり小型。ウズラ(Japanese Quail)がキジ目キジ科であるのに対しミフウズラはツル目ミフウズラ科で別種です。



 ミフウズラはゆっくり歩いていました。ヒナもメスもいずにオスだけでしたが幸運でした。
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 この後、草の中に隠れてしまいましたが、驚くことにミフウズラが隠れたところからセッカがヒョッコリ現れました。ミフウズラとセッカは何か共通点があるのでしょうか。
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 シロハラクイナ(White-breased Waterhen)   
 シロハラクイナは6年前に埼玉の大久保農耕地で繁殖していたとき見た以来です。沖縄県で留鳥ですが、宮古島では勢力を伸ばしているそうで今回はよく見かけました。
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民家の密集した集落でも、道路を横切ります。
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 ツバメチドリ(Oriental Pratincole)
ツバメチドリも畑でよく見かけました。このところ霞ヶ浦付近や波崎新港で見ていますが、宮古島は密度が濃いです。
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 亜種リュウキュウキジバト(Oriental Turtle Dove)   
キジバトに比べて目の周りの赤い部分が大きく、目立つのが特徴です。
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宮古島の畑では、短い時間しかありませんでしたが、何とかミフウズラを撮ることができました。それにしてもセッカとミフウズラの関係が気になります。
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by harada5550 | 2012-07-07 09:09
海岸にてアジサシ類とオグロシギ、ツバメチドリ
 北海道シリーズの連載中ですが、近況報告も!
 気がつくと7月も最終日になっていました。この時期、アジサシ類は雛が育ち早くも渡りの準備にはいり、干潟には多くのコアジサシが集結します。シギチも渡りの開始時期です。この日は数箇所の海岸沿いを回りました。コアジサアシ、クロハラアジサシ、オオソリハシギ、オグロシギ、メダイチドリ、コチドリ、ツバメチドリが見られました。

 アジサシ類は関東ではコアジサシのコロニーがいくつかあります。この時期、すでに雛が巣立ちヨチヨチ歩きで餌を親鳥にねだっていますが、飛ぶことはできます。雛はカメラを持った私が静かに低い姿勢で身構えているとどんどん近づいてきます。こっちがビックリして後ずさりするほどでした。コアジサシに混ざって夏羽のクロハラアジサシも2羽確認できました。

クロハラアジサシ(Whiskered Tern)
 夏羽のクロハラアジサシを身近で撮ることができました。砂浜に下りている場合は警戒心が強く、近づくと飛ばれます。このときは採餌のために同じ場所を何度も行き来して飛んでいるため、マニュアルフォーカスでアジサシに焦点が合うのを待ちました。
(撮影日:2011年7月24日)
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コアジサシ(Little Tern)
 幼鳥です。どんどん近づいてきます。足をよく見るとなんとバンディングされていました。関東ではポピュラーですがやはり絶滅危惧種のため、調査対象になっているのでしょう。
(撮影日:2011年7月24日)
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こちらは成鳥の後姿
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潮が満ちてくると干潟の杭に上っています。
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オグロシギ(Black tailed Godwit)とオオソリハシシギ(Bar tailed Godwit)
 7~8羽程度のオオソリハシシギの中にオグロシギが混じっていました。早くもシギチの渡りが始まっています。7月のこの時期は、繁殖に失敗した成鳥が渡り始め、今年の幼鳥や繁殖した成鳥はもう少し後で渡っていくそうです。
 オグロシギとオオソリハシシギは大きさはほとんど同じ(体長39cm)で、嘴がそっているか否かで見分けますが、英名ではBlack tailed とBar tailed の違いで尾でも見分けがつきます。通常、尾羽は風切羽の下に隠れていますので見にくいです。その他に、オグロシギは腹部上部に目だった縦縞がありますが、オオソリハシシギはありません。
(撮影日:2011年7月24日)
写真の左は夏羽の少し残るオグロシギ、右はオオソリハシシギです。
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これは二羽ともオオソリハシシギ
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オグロシギが貝をつまんでいます。
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ツバメチドリ(Oriemtal Pratincole)
この日は、ツバメチドリもお目当ての鳥でした。わくわくしながらポイントへ。向かってみるといま、飛んでいってしまったとのこと。しばらくすると2羽戻ってきました。ところが夏羽を期待していたのですが、すでにほとんど冬羽でした。昨年は5月でしたので夏羽だったのかと思います。
(撮影日:2011年7月24日)
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夏羽のツバメチドリ(撮影日:2010年5月2日)
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 北海道から帰宅後、翌週に関東の海岸を数箇所まわってみました。やっぱり確実に季節がかわっていることが実感できました。これからのシギチの秋の渡りに期待したいと思います。
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by harada5550 | 2011-07-31 16:28
休耕田にてシベリアオオハシシギ
d0099854_051821.jpg 連日、暑い日が続いています。先週末は毎年この時期になると出会うことができるタマシギを探しに湘南の休耕田に行きましたが目撃情報はあるものの見つけることができませんでした。今夏のシギチは「ダメかな」などと思っていましたら、遠地の休耕田でシベリアオオハシシギの幼鳥が出ているとの情報。翌朝、急遽出動です。
 この日は、海岸でアジサシを探した後、そのあとその休耕田に向かうプランです。海岸では珍しいアジサシはいませんでしたが、ウミネコの第一回(すなわち今年生まれた)幼鳥がいました。全体に暗色で黒褐色が強く全く別の鳥かと思うくらいです。またコアジサシも例年より遅めの子育てを行っており雛のかわいい姿を見ることができました。
 さて、海岸での長居は禁物、お目当てのシベリアオオハシシギの場所に向かいます。ポイントに着くと知合いの方がおられました。「朝は居たのに、昼にオオタカが出て逃げてしまった」とか。その場所にはなんとツバメチドリがいますが、皆仕方なく、撮っているというかんじで完全に脇役になっていました。真夏の炎天下、長期戦を覚悟したところに別の休耕田にいるとの情報が・・・。急行です。
 ところが、その場所に着く飛ばれて、着地地点をおって、訪れるとまた、飛ばれて・・・。「こりゃ警戒心が強くて手ごわいぞ」と警戒していくと先ほどの元の場所に・・・。距離もあったせいか、鳥のほうも落ち着いて餌探しを始めました。

←シベリアオオハシシギ 幼鳥です。日本では非常にまれな旅鳥です。シベリア内陸部で繁殖し東南アジア方面に渡ります。比較的に間近で撮ることができました。



シベリアオオハシシギ 大きさはオオハシシギ(28cm)とオオソリハシシギ(39cm)の中間ぐらいの35cmです。
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特長はクチバシと足が長く黒いことです。
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遠くに居たときの採餌中の写真です。距離は60mぐらいでしょうか。
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参考までに今春のオオハシシギ夏羽の写真です。クチバシは黒くて同じですが足が緑黄色です。向きがよくないですが特長がでています。
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シベリアオオハシシギ 田圃の畦にのり上がりました。
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時間は夕方でした。この後、腰を落として寝てしまいそうでした。ネグラでしょうか。
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今日の脇役、ツバメチドリ。逆光でしたがこれだけでも儲けものです。
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他の場所でのツバメチドリ
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この日に最初に訪れた海岸でウミネコ幼鳥(黒くてまるで別の鳥です)
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コアジサシの親子 無事巣立ってくれるといいのですが・・・。
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 この日はもうひとつ、大きな目的がありました。最初に訪れた海岸に前日までコシジロアジサシがいたのです。同行のベテランバーダー氏がきれいに写真に撮られてました。そのため、タメ元でその海岸へ。居たら幸運でしたがそんなに簡単にはいきませんね。
 もっとも帰りの車中の雰囲気は、みんなでシベリアオオハシシギを間近で見ることができ、満足感に溢れたものになっていました。
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by harada5550 | 2010-08-04 00:04