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秋の舳倉島にて(2)
 秋の舳倉島ではオジロビタキがよく見られます。今年も出会うことができました。ヒタキ類は小さな飛んでいる虫を採餌しますので英語ではFlycatcherです。今年はその虫が木の上の方に居るのか、地面近くに下りてきません。オジロビタキはウグイスやヒガラとともに混軍のように盛んに採餌しており、さらにルリビタキまで加わって林の中は小鳥たちで賑やかでした。
 さて、ヒタキ類ですが、昨年の「日本産鳥類目録改訂第7版(日本鳥学会,2012)」において、ツグミ系ヒタキも含めてスズメ目ヒタキ科になりました。オジロビタキはその中のキビタキ属に分類されます。ルリビタキも同じキタキ科ルリビタキ属に分類され、名前だけではなく正式に親戚になりました。ただし個人的には足が長く地面に降りることが多い旧ツグミ系ヒタキ類と、樹上にいることがほとんどのヒタキ類をひとくくりにするのに、学術的な分類ですので正しいのでしょうが、少しだけ違和感があります。(撮影日:2013年11月3日)

※11/12 文章を一部訂正しました。※


亜種ニシオジロビタキ(Red-brested Flycatcher)

 この個体はオジロビタキだと思いましたが、ベテランBIRDER氏の指摘を受け再度確認のうえ、亜種ニシオジロビタキであると訂正します。日本で見られるオジロビタキはほとんどが亜種オジロビタキ(Taiga Flycather)だと思っておりましたが。中には亜種ニシオジロビタキと思われる個体もそこそこ見られるそうです。ただし喉が鮮やかな亜種ニシオジロビタキ成鳥♂は、ほとんど見られません。改めてイギリスの「COLIINS BIRD GUIDE」図鑑で確認しましたが、今回の個体は1st-winterだと思われます。喉に薄い黄色み(図鑑ではBuff)があるように見え、亜種オジロビタキの嘴が全体に黒いのに対して、この個体の嘴下部は明らかに黄色みがあります。鳴き声もネットで亜種ニシオジロビタキと亜種オジロビタキを聞き比べましたが、亜種ニシオジロビタキであると認識できました。
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嘴を下から見た写真です。嘴基部に黄色みがあります。
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ルリビタキ(Red-flanked Bluetail)

はれてヒタキ科の親戚になったルリビタキ。見た目はオジロビタキよりこちらの方が目立ちます。メスもしくは若鳥タイプですが、肩羽から雨覆にかけて若干青みがありますので若鳥でしょうか。
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こちらは、メスタイプでしょう。
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亜種ニシオジロビタキに出会えたことは素直にうれしく思います。
他にも舳倉島には、ノビタキ、ノゴマ、ジョウビタキなどがいましたがこれらもひとくくりに「スズメ目ヒタキ科」ですね。
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by harada5550 | 2013-11-10 19:42