週末のこの日は休耕田のシギチをみて、その後に海岸に向かい船に乗り海鳥を見るというバリエーションに富んだ鳥見に挑戦しました。
まず、訪れた休耕田ですが、エリマキシギ、ツルシギに期待したのですが、すでに抜けてしまったのか見つかりません。その代わり、牛舎前の休耕田にはオオハシシギとハマシギがいました。オオハシシギは比較的めずらしい鳥で初見です。この日は5羽がいて、夏羽と冬羽が混じっていました。夏羽は他のシギチと同様に全体的に赤みがかって綺麗です。同じ場所にはハマシギもいましたがこちらも夏羽になりかけていました。
オオハシシギ この写真では2羽の夏羽がいます。
オオハシシギ 羽を広げたのは冬羽です。
クチバシが長く特徴がよく出でいます。
伸びをしたのは夏羽
ハマシギ こちらも少し色がついています。
タヒバリ 遠くの花の中にいました。
続いてこの日は海鳥を見ようと船に乗ろうと港に向いました。運がよければコアホウドリに期待です。天気は晴れていないものの風も無く穏やかで海上も凪いでいるだろうと期待しましたが大きくはずれました。港から出るといきなり大きく揺れてとても鳥見どころではありません。結局出港後20分程度で引き返すことになりました。
沖合いにてオオミズナギドリ 海は大きくうねっていました。
ウトウ この時期は本州まで南下しています。舳倉島航路で見かけて以来です。
ウミスズメ 群れになって飛んでいます・・・ うねりが強くて撮るのが大変です。
私はこの船に乗るのは初めてで、最初から大きく揺れましたが「こんなものか・・・」ぐらいに思っていました。ところが、同行のベテランバーダー氏曰く「コンなんじゃ無理。引き返すと思った」そうです。それでも定番のオオミズナギドリとウトウ、ウミスズメが見られて海鳥ウォッチングの片鱗が感じられました。次回はいい条件を狙って沖合いに出てみたいですね。