渡りの人気の小鳥といえばヒタキ類です。春の渡ってくるオオルリ、キビタキ、秋の渡りのエゾビタキ、ムギマキ、コサメビタキ。ここ天売島では両方の渡りのヒタキに会うことができました。
特にムギマキは昨年秋に戸隠にこの鳥目的で行ったのですが、残念ながら見ることができませんでした。本来、ムギマキはその名のとおり秋の「麦蒔き」の時期の鳥。ところが私は春の「渡り」でしかも日本海側の島でしか見たことがありません。年によっては関東にも現れますが私はそこでも会えていません。今回も期待していませんでしたがやっぱりあのオレンジ色には感動です。
ムギマキ 森を歩いていると黒い鳥が目の前を横切りました。
ムギマキ 早朝の天売島の森の中での出会いです。
ムギマキ 森の中に消えていく中で胸のオレンジが強烈でした。
エゾビタキ この鳥も関東では秋の鳥です。ここエゾではどうなのか?
コサメビタキ やっぱり目がパッチリです。
コサメビタキ この鳥に会うと得した気分になります。
キビタキメス 実はお墓のブロックの上にいます。
オオルリ オスとメス 離島のオオルリはどうも元気がありません。時にオスは長旅の疲れかが見えます。
オオルリ メス こちらは元気に飛び回っていました。
オオルリ メス (天売島の中では)街中での撮影です。
ここ数年、春の渡りの季節は離島を訪れています。少し遠くてもまとめて撮ることができます。あまり効率を求めるのも何ですが、密度の濃い鳥見になること間違い無しです。
天売島特集、まだまだ続きます。