来週から9月だというのに暑い日が続きます。そのせいでしょうか。今年は秋のシギチの渡りが遅いような気がします。遅いうえに珍しい鳥が少ないといったほうがいいでしょうか。
今日も県内の4箇所の水田を回りましたが、去年は休耕田であったところが軒並み作付けされていたり宅地開発されてしまっていたりしてシギチ棲息ポイントは確実に減ってきています。300mmF4レンズを付けたカメラを持って探した休耕田で見られたのはケリ、アオアシシギ、ムナグロ、コチドリ、イソシギ、チュウサギ、ツバメぐらいで。強い陽射しにも耐え切れず昼には帰途につきました。
ケリとアオアシシギだけでは寂しいので、今回はGW(5/2)に撮ったものの掲載するタイミングをはずしてしまったツルシギとシマアジを載せてみます。
ケリ飛翔 毎年群れでいますが今年は撮っていませんでした。
ケリ 実りつつある稲穂の上を飛びます。
ケリ着地。警戒心の強いケリを割りと間近で見ることができした。
アオアシシギ 1羽だけケリの中に混じっていました。
以上が本日の野鳥です。
以下、GWの5月2日に撮ったツルシギ夏羽とシマアジ繁殖羽を載せます。
ツルシギ夏羽 ブログに載せるタイミングをはずしていました。
シマアジ繁殖羽 昨年のこの時期は非繁殖期のシマアジの写真を撮っていたのを思い出します。
シマアジ オスメス仲良く一緒にいました。
毎年、8月の終わりのこの時期になると渡りのシギチに期待して三番瀬を訪れますが、今年は「これっ!」といった鳥が入ってきません。県内は休耕田自体が減っており野鳥の棲息環境自体が悪化しているように思われるのが残念です。