今回の目的の一つがシマアオジでした。時期的には雛に餌を運ぶ6月がベストシーズンと思われますが都合がつかず、7月に、それも10日に訪れました。現地の人に聞くと「雛が巣立ちするとパタッといなくなるのでその時期はなんとも言えない」とコメントいただいていたので、とにかく早く行こうと苫小牧にフェリーで着くとそのまま夜通し走り明け方4時に現地にはいりました。ところがあいにくの土砂降り。車の中から探すも簡単には出てきてくれません。仕方がないので周辺を回っていると9時ごろには雨はやみ、10時ごろから晴れてきました。12時に再度ポイントに行きました。そこには地元北海道のBIRDERご夫婦が一組。朝から雨の中、待っていたら2回出て帰るところだと言われます。期待に胸をふくらまし私は待つことにしました。「帰る」と言われていたご夫婦もやはり粘ることにされ、3人で待ちました。2週間前は木道にかなり多くのカメラマンが並んだということをお聞きしましたが、この時期は3人。やっぱり遅いからでしょうか。時折、か細いシマアオジの泣き声が聞こえてきて期待しますが姿は見せず。ただし必ずいるはずです。待つこと4時間半。シマオアジはいきなりソングポストに現れました。
シマアオジ(Yellow-breasted Bunting) 常連のソングポストだそうですが距離約50m。体長15cmほどですからやはり遠いですね。結局この日はこれ一回だけ、一回さえずり、飛んで行きました。(大きくトリミングしています) (撮影日:2011年7月10日) あくる日、明け方4:30にセッティングし待つこと2時間。6:30に今度は第一回夏羽のワカが出てくれました。 (撮影日:2011年7月11日) エゾカンゾウの上ですがすでに咲いた後でした。 少し離れたブッシュにとまって。 この日は7:00から宿の朝食です。しかもその後は移動しなければなりません。昨日と今朝と2回のシマアオジとの出会いでしたが道北の原生花園を後にしました。季節としては少し遅い時期。雛はすでに巣立った後のようでしたがシマアオジに会うことができました。 シマアオジはかつてはオホーツク沿岸の各原生花園に渡ってきて営巣したようですが、ここ数年はこの原生花園のみになったそうです。地元の方が来年、営巣してくれるかわからないと言ってきたのが気になりました。
by harada5550
| 2011-07-19 23:36
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