地元に出ていると聞いていたのですが、このところ、遠出することが多くなかなか延び延びになっていたオガワコマドリ。図鑑によると「まれな旅鳥、冬鳥として渡来しアシ原、草地、農耕地で単独見られることが多い」そうです。天気もよさそうですので期待して見に行ってきました。このところ夜半に自宅を出発することがおおかったのですが、今日はゆっくり出発し現地に着くとすでにカメラマンは30人ぐらい。顔見知りの方も多くご挨拶させていただき撮影開始です。その後100人ぐらいまで増えたかと思います。
被写体までは遠いとは聞いていましたが距離は20~30mです。オガワコマドリの大きさは15cm。被写体が小さい分、やっぱり遠く感じました。3年前のオガワコマドリが距離10m以下で撮れましたのでそれと比較すると条件はよくありません。
背景もアシや泥の中。天然のお立ち台の石があるそうですが、今日は水が多く冠水していました。なかなかいいところに出てきてくれません。
オガワコマドリ なんとか背景が抜けるところで撮れました。
水にうつっていますが背景が残念
舗装路に出てきました。
なかなか背景が抜けたところに出てきません。
3年前のオガワコマドリ、撮影日は3月上旬。のどの色づきも今回と同じぐらいです。
これも3年までのモノ。草地でした。距離も近かったです。
バン 今日はバンも出てくれました。ここの定番です。
クイナ 今年はよく撮ることができます。
3年ぶりのオガワコマドリは距離も遠く、背景も今ひとつですが、やっぱりめずらしい鳥ですのでとにかく撮っておかなくてはという気持ちで出かけました。しかし、撮り始めてみるとやっぱり「よりよい条件で撮りたい!」と思ってしまいます。
ここは猛禽や各種水鳥、カワセミもよく見かけられるところ。チョウゲンボウは鉄塔の上の常連。目の前ではオオタカがキジを狙うのを目撃できました。ここは「なにが撮れるか期待できるわくわくするポイント」ですね。